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世界のためなら何度でも  作者: 社長
第四章、全人類最強の女(男)
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D-24 昏睡

「こう抉るように打つのよ!!」


「はい師匠!!」


俺が目を開けると戦いは終わっていた。


天之川はあの後降参し、気功術を教えてもらっている。


「あ、聖夜起きたんだ。」


天之川が俺の方に走ってくる。


「体なんともない?もう一週間も寝てたんだよ。」


「いやまだ下半身が痺れて動かないんだがって一週間!?俺一週間も寝てたの!?」


まだビリビリとする下半身に目をやる。


「あら、起きたのね聖夜ベイビー。」


のっしのっしとネイさんが歩いてくる。


「まだ痛むの?」


「まぁちょっと……。」


「んもぅ、しょうがないわね。」


ネイさんはそう言って手を俺の下半身にかざす。


すると下半身の痛みや痺れが治ってきたのだ。


「これも気功術なんですか?」


アレイスターがネイサンに聞く。


心なしかアレイスターの影が薄くなっている気がする。


「そうよ。気功医療術っていうの、気功武術とはまた別の気功術だけど水色ベイビーにも教えといたから簡単な傷くらいなら治せるわよ。」


「擦り傷なら治せるよ!!」


「それ怪我って言わないから。」


「基礎は教えたわ。あとは実戦でどれだけ力を開花させるかが問題よ。頑張りなさい水色ベイビー。」


「はい師匠!!」


天之川もすっかり師匠と呼ぶようになった。


「王天使を倒すんでしょ?さぁいってらっしゃい。」


パンと俺たちの背中を叩くネイさん。


その一撃は力任せの一発ではなく背中を押してくれるような優しい感じがした。


「気功術使えそうか?」


「うんバッチリだよ。って言ってもまだ基礎だけどね。」


「いいじゃないですかそれでも。まぁ私は戦う術が全くないんですがね。」


半ばいじけているアレイスターが地面の小石を蹴る。


「お前前の話だったら裏ボスだったのに今回で急に影薄くなったな。」


「聞こえない聞こえない、何も聞こえないぃぃぃぃぃ!!!!!」



そうして俺たちはもう一度天界へ行くことにした。


生まれました。

誰がって?

僕がです。

本日1月26日は私の誕生日でございます。


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