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世界のためなら何度でも  作者: 社長
第四章、全人類最強の女(男)
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D-21 バトルジャンキー

「私が【戦闘狂バトルジャンキー】の二つ名を持つマッスル=O=ネイよ。よろしくね。」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴという効果音が聞こえてきそうなほどのオーラ。


見ているだけで目が眩みそうなバキバキの筋肉。


『あ〜彼が『全人類最凶』と呼ばれているネイさんだ。』


この筋肉で人間なのかよ。


てっきり魔獣人間バーサーカーかと思ったぞ。


「やだわバーちゃん、私のことは『彼』じゃなくて『彼女』でしょ?」


『あぁ、すまない。あとバーちゃんって呼ぶな。」


「うふふ♡」


『うふふじゃねぇよ。』


やばい、隣の天之川が圧でちびりそうだ。


アレイスターも手で口を押さえている。


「さぁベイビーたち。私が教えるのは『気功術』よ。魔力とはまた別の『気』を体に纏ったり放ったりして敵を倒す技よ。」


「すごいな。それでどうやって鍛錬するんだ?」


「あら、そこの暴食ベイビーはすっかりやる気じゃない。いいわ、私についてきなさい!!」


「へぃ、姐さん!!」


「な、なんで聖夜くんあんなに乗り気なんでしょう。」


「僕なんかオーラだけで吐きそうだよ。おぇっ。」





「さぁまずはベタに滝行よ!!」


「た、滝行って言ってもこれ……。」


アレイスターは息を呑んだ。


アレイスターが知っている滝行の大きさの30倍はあったのだ。


「ここが私の修行場よ。さぁ私に続いて!!」


「イエッサー!!」


「なんで聖夜は乗り気なんだよ。」


「いやこういう熱血修行みたいなの憧れてたんだよ。」



四人とベルゼブブは滝の真下に到達する。



ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド



「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」


「さむぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!」


「まだまだ序の口よ、これを30分間行うことで水の気の流れや精神を安定させるのよ!!!!」


「イエッサァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」


『なんで俺様までぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!』





「もう…………無理。」


ネイさん以外はぐったりとしている。


「さぁ次はあの崖の先端で2時間の座禅よ!!!!」


「い、いぇっさぁぁぁ…………。」


流石の俺も滝行だけでダウンだ。


そんな俺たちをお構いなしにネイさんは崖に引きずった。





「安定した座禅を組みなさい、さもないと崖から突き落とすわよ!!」


「し、しんどい……。」


「そこ!!動くんじゃないわよ!!!!!」


バシィィィィィィィィィン


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」


ふらふらしていた天之川は容赦なく崖から叩き落とされた。


「お、鬼だこの男!!」


「男じゃないって言ってるでしょ!!!!!!」


「ぐはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


ネイさんを男と言った罪で問答無用で叩き落とされるアレイスター。


本当にこんなので強くなれるのかよ。


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