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Revolution what a Drug

作者: フランク大宰

夜中の暗闇の中、ベットの上で日々の辛さに思いを馳せる。

不思議なもので頭の中で現実を思い描くと、それは事実とは大きく異なり、歪なものになる。特に悩ましい出来事の後には、黒い湾曲したキャンパスに描かれたモザイク画が頭の中を支配して、自分がまともな人間には思えなくなる。

まともかどうかに関しては客観的な意見が求められるが、純に客観的な意見を述べられる人間は生憎、回りにいない。

皆自分の思想で物事を判断するばかり。

 ところで、最近は寒い、とてもね。

昨日は白熊の夢を見た。白い雪原をただ一匹さ迷う、孤独。

夢は自己の暗示であると、多くの人が言うが、あながち間違いでもないのだろう。

嗚呼、何処か暖かい所へ行きたい。

それは、例えば喪われた石油ストーブのある、東北の小さな駅で構わない。

 僕は寒さに抵抗する、客観的でない人々に唾を吐く、ベットに横たわる黒い芋虫に焼き籠手を当てる。トロッキーの様に理想家で、スターリンの様に残酷に、痛みに抵抗する。

君は僕を"どうかしている"と思うだろう。しかし、僕も君には同じ思いでいるんだ。



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