2/3
第弐話【町】
間の話です
「……‥……‥……‥」
あれから三日が経過した。
「……‥……‥……‥」
「あの……‥莓ちゃん?」
「喋んな」
「はい……‥」
服が汚れてイライラしてきた、風呂にも入っていない……‥
マジ不潔!マジテンション下がる!このフリフリのロリータ服自分で作ったのに!
「マジ無いわー……‥」
「あの……‥」
「なんや!?」
「町、着きました」
町と言っても廃墟に人が住んでいるだけ、生き残った人間はこうやって雨風をしのぐ
「この町には結構食料があるんだぜ~」
「ふーん(゜-゜)」
「こっちこいよ、店があるから」
「急に偉そうだなぁ……‥」
この町には喫茶店(らしき店)があるらしい、なんか食べさせてもらおう
「……‥……‥……‥いらっしゃい」
ヤバッ超タイプ……‥イケメンだし、クール……‥
「あの、私風切莓と申します」
「すごく丁寧!?」
「…俺は零だ」
「レイ様……‥」
「様付け!?ちょっと莓ちゃん!俺と態度違いすぎない!?」
「うるさいカスが」
ちょっと仲が悪くなりながら進む
次の話で進展予定