田舎の消防団長
*消防団員は今日も飲んでる!
今日も消防団員は酒盛りその後はお決まりの仲間同士の喧嘩でお開き口喧嘩で暴力は無いのが可愛い。
消防団員はねタダ酒が飲めるから入るんだよが、もっぱらの近所の陰口,目立つ大男の団長
会社の社長で夕方には定期コースの帰宅途中の一杯飲み屋で鱈腹飲んで頭とお腹を交互にゆーらゆーらと締まりの無い間抜けな口、薄目勝ちに緊張感のなさに子供ながらにも軽く無視。
*大きな屋敷の寝たきりのお兄さん!
此処を通る時には息を止めて一気に走り抜けていくのが必須で子供は走る大人は速足、
何時の頃からか寝たっきりの子供が居るとの噂病名も誰も知らないし知ろうともしないし只、
移るの恐怖でおののいて息もしないで走り抜ける何処にでも有る風評の典型でしょ、
*大きな屋敷に知ってる家族が間借り!
薄暗い部屋に兄さんはベットに寝てました
年老いた母親は僕が部屋に入るのを止めませんでしたので兄さんの病気は移らないと確信しました、
*不意討ちの台風七号!
油断に海岸の景色も一変する凄い被害数日後に台風八号接近に今度は町中が唯一のコンクリート造り小学校へ避難。
*本物の男を見た!
担架に寝たきり兄さんを消防団員団員部屋に入ったその時部屋に居た家族は蜘蛛の子を散らすとはこの情景でしょうか我先にと我が子を抱いて部屋から別の部屋に逃げようとした時、
消防団長が烈火の如く大声で貴方達はこの方の病名を知ってますか知ってる者は病名を言ってみて下さい誰も知らないし言えません、
貴方達の態度は何ですかこの部屋から出る人は学校から出ていって下さい、
大人達は我に返り普通の善人成りました。
消防団長が雲を突くような大男に輝いて居ました。