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7話 むじゃきなわたし

なんということでしょう!


昨日は、

見てくれる方…、

お気に入りにいれていただける方…、

評価していただける方…、

とてもとても増えました。


本当にありがたく思います。


三歩は感謝の気持ちを胸に今日も書いて行きます。

私がセバスと将来の職業のことを話し合ってから数日がたちました。


やっと母上が帰って来ます!


護衛の騎士が一騎先行して戻って来て、到着時刻を知らせてくれたのです。


玄関で待っていると母上が乗っている馬車が…きました!


…そしてとうとう玄関前に到着します。


よし!ダン兄より早く母上に抱きつ…はーれー⁈


何者かが後ろからものすごい勢いで追い越してきて、その余波でくるくるしてしまい…


気が付くとダン兄が母上にくっついていました…や、やられたぁ。


「うふふ、ただいま~、私の天使ちゃん達。

シオンちゃんは後でたっぷりムギュしてあげるわね…お部屋でお話があるからね。」


わかりましたよ、母上。


大事な話ですね。


でも、しばらく…セバスの足にかじりついて、むくれてました。


ダン兄の○ンコたれ〜!




落ち着いた頃、母上の部屋に呼ばれました。


まずは当然!約束どおりギュッしてもらいました…ニコニコ。


優しくハグしながら、お母様は…躊躇いがちに口を開きました。


「ねえ?シオンちゃん、…シオンちゃんは魔法を使ってみたくはないかしら?」


「まほう?母上が、シオンのヒザのきずをなおしてくれたときの〜?」


「そうよ、あれ以外にもこんなコトもできるのよ。」


そう言って、母上は指の先から火を出したり、皿の上の果物を凍らせたりしてくれました。


母上は、私の興味を引くように…いかにも魔法は楽しいと子供の私に思わせるように…魔法をかけては私の様子を伺います。


やっぱり魔法使いになることが”確定“なんですね、それなら。


「すご~い!母上すご~い!やりたい、やりたい!シオンやりたーい!」


「いいわよ〜シオンちゃんならできるわ〜。

そうね、後5日したらお父様とアーサーが帰ってくるから〜、そのときまでに魔法を使えるようにしておきしょう!

二人をびっくりさせてあげましょうよ〜、どう?」


「わーい、やるやる!シオンやる〜!」


このとき、母上は目尻に涙を浮かべていました…。


私は…無邪気な子どものシオン君は魔法に気を取られて気がつきませんでした、ってことにしてあげました。







ここからは出来るだけ、アンバランスなシオンの心を描くつもりなのですが、伝わるか自信がないです(笑)

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