10話 ちちうえ
また、評価やお気に入りをしていただきました!
本当に嬉しいです。
見てくださる皆様、感謝・感謝・感謝です(^-^)/
今日は父上が帰って来ます。
それまでに、少しでも速く水玉を動かせるように、いま私は気合をいれ魔法の特訓をしています。
ドンドン!
扉を叩く音がします…いつもより大きいな。
「シオン様!パルス様が到着しますよ、お早く!」
わわ、もう到着?早いよ!
「はーい…もうセバス!もう少し早く教えてよ。」
「…どうやら、シオン様は耳がお悪いようですね、次からは直接中に入らせていただきます。」
な…なんか、セバスが怖い…もしかしてずっと扉を叩いて知らせてくれていた?
「そうして…ください。ゴメンね。」
父上のお迎えは、セバスのおかげで、何とか間に合った。
この領地の主人のお帰りなので、かなりの人数でのお出迎えとなっています。
30騎ほどの騎兵が到着し、中央にいた2頭が私たちの近くに近寄ってきました。
父上とアーサー兄です、騎馬から父上が降りてきました。
「お帰りなさいませ、ご主人様。」
「父上!おかえりー!」
「父上、お帰りなさい!」
母上と、ダン兄、私が挨拶をします。
父上に続いてアーサー兄も馬から降りました。
アーサー兄はまだ10歳なのに乗馬をマスターしているのはこちらの世界では普通なのかな?
学校にいく前は、1人での乗馬はしてなかったと思うけど…後でセバスに聞こう。
「ウム、ごくろうだったね、コルネ。
皆もご苦労…馬を頼む。」
父上は馬を近くの兵士に頼みこちらに歩み寄ります。
鎧をきているので、迫力あります。
何と言うか…かっこいいです。
父上は母上としばらく抱き合ってから、ダン兄と私を抱き上げてくれました。
父上は肩幅がとても広く、私たちを両肩に載せて軽々と屋敷の中に入りました。
…子供ってこういうの大好きなんだよね。
「ダン、剣の修業はどうだ!」
「毎日全開だよ!また、勇者ごっこしよ!」
「はっはっはっはっ!後でやってやろう…シオン!」
「はい!」
「コルネが魔法を教えたいと言っていたが、習ってみたか?」
…成る程、母上の”お願い”をきいて私が魔法を覚えることにしたというストーリーですね。
「はい!父上!まほうはたのしです。母上!ここでみせてもいいですか?」
「ウフフ、父上に早く見せたいのよね〜、いいわよ。」
父上!よーく見てくださいね。
シオンは母上も父上も大好きです。
だから、張り切ります。
精一杯に。




