ノックスの十戒 & 登場人物 & 見取り図
【ノックスの十戒】
聖職者であり推理小説家であったロナルド・ノックスが、1928年に「探偵小説十戒」で発表した推理小説を書く際のルールである。
推理小説を書く上では、以下の10項目が守られなければならない。
1 犯人は、物語の当初に登場していなければならない
2 探偵方法に、超自然能力を用いてはならない
3 犯行現場に、秘密の抜け穴・通路が2つ以上あってはならない
4 未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない
5 中国人を登場させてはならない
6 探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない
7 変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない
8 探偵は、読者に提示していない手がかりによって解決してはならない
9 ワトスン役は、自分の判断を全て読者に知らせねばらない
10 双子・一人二役は、予め読者に知らされなければならない
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【登場人物】
哀辻悔人(32)……被害者
東野龍介(19)……大学生
西田虎児(49)……街の不動産屋さん
北川玄也(32)……医者
南山朱里(25)……ファッションモデル
王李(年齢不詳)……謎の中国人
樫井湊人(30)……ワトスン役
菱川あいず(年齢不詳)……世界一自由な探偵
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【見取り図】