プロローグ
『システムアナウンス。まもなく0:00p.m.より"National battle online"第一回国家バトルイベントを開催いたします。参加者は時間になり次第専用フィールドに転送されるので準備をお願いいたします。』
「ついにきた」
そう呟いたのはミルクのような肌の色に、若干つり目な燃えるような赤色とマリンブルーの海の様な色の瞳、一般的にいうオッドアイというものは、あどけなさが残るものの端正な顔立ちとひざ下まで伸びた白い雪の様なツインテールと相まって赤と青の瞳をより極めたせている。服装は襟元の黒いリボンがアクセントの白い軍服ワンピースを身にまとっており、腰のベルトに銃が2丁下がっている。
「ソフィア、準備はいいか?」
声をかけてきたのは全身真っ黒の軍服で身を包んだ男だ。見た目は50代ほどだが、その身に纏う気迫や顔つきは見た目に似つかわしくない迫力がある。
「うん、準備万端だよ。この日が楽しみすぎて学校の授業が身に入らなかったくらい」
気持ちを表すかのように満面の笑みを浮かべ返事を返した。
「授業をおろそかにするのは褒められたことではないが、準備万端なのは結構。君は我々レグナントのエースだ。敵陣への突入は任せたぞ」
「任せて。敵を倒して倒して相手の度肝を抜いてくるから期待しててよ」
その言葉に頷きを返すと満足したのか、ほかのプレイヤーに声をかけに行った。
エリアにいくつかある時計塔の一つに視線を向け時刻を確認すると、イベント開始まで残り5分を切るところだった。それにつれ周りの騒音も激しさを増し、これから始まることに期待が膨らむ。
私は人差し指を空中で2回タップしメニューを開き装備やアイテムを確認する。メイン装備には、白のカラーリングに黒のラインがアクセントのFN F2000(5.56x45mm NATO弾を使用するアサルトライフル)、サブ装備に黒いカラーリングのGLOCK17(9x19mmパラベラム弾を使用するハンドガン)とナイフが腕、もも、足に2本ずつセットしてある。アイテム欄には大量の弾薬や回復アイテム、手榴弾などが並んでいる。
装備が問題ないことを確認し終え時間が経つのを待っているといると、ついにアナウンスが流れる。
『システムアナウンス。現時刻0:00p.m.より"National battle online"第一回国家バトルイベントを開始します。勝利条件は敵拠点クリスタルの破壊または明日同時刻0:00p.m.時点での戦力ゲージが優勢、もしくは相手国家代表者の敗北宣言で勝利となります。参加者は10カウント後専用フィールドへと転送いたします。みなさんの健闘をお祈りします』
アナウンスが終わると同時に空中にカウントのホログラムが現れカウントが開始した。
「よし、やるぞ」
そう呟くと同時にカウントが0になり転送された。
アイデアが浮かんだので書いてみました。更新は気が向いたらします。




