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ぼくの詩集

うそつき

作者: 桜井あんじ

気づいてしまったのです ぼく

知ってしまったのです ぼく


いままでずっと かくされていたのです

思い込まされて いたのです

すべては 幻想だったのです

でもぼくはもう だまされません


拒絶! 拒絶! 拒絶!


そこに たどりつきさえすれば 自由になれると

ぼくたちが かんがえている場所

それはこの世に なかったのです

よしんばそこに  たどりついたとしても

自由は そこにはないのです

それがどこにあるのか ぼくは

目をあけて よく見なければ ならなかったのです


ここではないどこかへ ゆく必要なんて なかったのです

今のとちがう あたらしい世界を

ぼくがここに つくることが できるのですから

人 それこそを

希望とよびます


それにしても

あなたって ほんとうに うそつきだねえ

ねえ

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― 新着の感想 ―
[良い点]  構成の仕方。 [気になる点]  最後の「ねえ」は、黒い性格を感じましたが、単純に問い質しただけでしょうか(もしくは皮肉のつもりで?)。 [一言]  平仮名が多いので、思わず幼いイメージを…
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