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川の端にある大樹になる花は蝶  作者: みなみん
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3人目は陶子さん?

楽しんでいただけるとうれしぃです♪

[「美幸、つかれねぇ?ちょっと休憩するか?」

「ん~大丈夫ぅ~洋ちゃんつかれたらな休んでいいよぉ」

あたしは出会った超美形少年洋一君と一緒にあるいていた。

まぁ、旅は蜜連れとかいうし~っていうより、一人で歩くだけっていうのに、あたしも洋ちゃんも飽きたからなんだけど。。。。

鬼さんも2人であるいちゃだめとかは言わなかったし、ってことで二人で仲良くあるいていた。

それからまた何回か日が昇り、落ち、を繰り返した。

ある日、目の前にどろっとしたアメーバのようなものがあらわれた。

それは微妙なスピードでうごめきこちらへむかってきていた。

「なにあれ。。。。気持ち悪い」

なにやら異臭もする。

園アメーバはうごめきなkがらなにか、誰かの名前を呼んでいた。

地価ずくに釣れその言葉もはっきりときこえてくる。

「よう。。。。洋一。。。。あたしの洋一」

それはごそごそろうごめきながらじりじりとこっちにちかずいてきていた。

目をそむけたくなるようなおぞましさ。。。。

なんか執着とあさましさを目の前に突きつけられたような感じがして、気分が悪かった。

洋ちゃんはあたしより気弱みたいで、すでに岩陰にいってげーげーやっていた。

やつれたようななりでもどってくるとそのアメーバーをにらみつける。

「あさましいな、そんな姿になってまでまだ執着するの?」

どうも知り合いのようだ。

陶子とうこさん」

なんとなく女性の名前を聞いて意外だった。

しかもその響きに優しさを感じて言葉の冷たさとのギャップにちょっと悩み。。。。

「知り合い?」

洋ちゃんは答えなかった」

アメーバーと化した知り合いの女性をみすえたまま石化してしまったようにうごかなかった。

そのアメーバーがあしもとまでくるといきなりそれを踏みつけ、踏みにじるようにしながらどの物体にむかって叫ぶ

「あんたのせいだ、あんたが折れの人生を狂わせたんだ。」

「なのに、俺をおいていくなんてどういう了見だよ。」

叫んでいるのに、泣いているようだと思った。

「彼女をスキだったの?」

あたしの言葉に方をふるわせて激しくにらみつけられて、少しびびった^^;

「愛してなんているわけねぇだろ!

こいつは自分のために俺をうりやがったんだ、好色爺どもに。」

「俺がどれだけひどい目にあってきたと思う?」

「いやなら逃げればよかったんじゃ?」

「5つや6つのガキがくぅもんんもなくどうやってにげろっていうんだよ。」

「この女は俺を飼い殺しにしてたんだ。いろんな目にあったよ。死んだほうがましだっていうようなことも色々あった。」

奥歯がきりっとなってくだけちゃうんじゃないかってほど、かみしめているのがわかる。

「洋ちゃん。。。。そんなにつらかったんならもうおもいださなくていいんだよ。ここは現世じゃないんだから。もう思い出さなくてもいいんだよ。」

前からははずかしいので、背中からぎゅっと抱きしめた。

あたしより少し低い頭を抱いてぎゅぎゅと力いっぱいだきしめた。

「いてぇよ」

身じろぎしながらもあたしの腕からのがれようとはしない細い体をだきしめて、すこしでもあたためてあげたかった。

怒りのためか、少し震える体をあたためて、癒してあげたかった。

「もうなにもないよ。ここはあれもあんたを利用したりしないし、いやなこともしなくていいんだよ。」

どれくらいの間そうやってだいていたのだろう?ふんわりと体の力がぬけてくにゃっとその場にくずれおちるまであたしは彼をだきしめていた。

そのまま夜をそこですごし、次の日が昇るころ、目をあけた洋ちゃんがぽつりと

「それでも俺はあの人を愛してたんだ。どんなことをされても俺をみてくれていたのはあの人だけだったから。」

つぶやくようにもらした言葉をあたしはわすれないだろう。

かなしいね、つらいね。でも大丈夫だよ。これからは誰も傷つけないし、誰もあんたに命令とかもしない。だれからも束縛されることなく、年相応に遊んでいいんだよ。

「俺遊び方とかわかんねぇずっと一人だったから。」

さみしすぎるよ洋ちゃん。。。。

「その変にいた鬼さんの仲間たちを巻き込んでおにごっこ!、かくれんぼ!貫けり!影ふみ鬼!日がくれるまでいろいろ思いつく限りの遊びをした。

「おぃ、いい加減にしろ、そいつらは仕事中だ」

思わずでてきたイケメン鬼さんも捕まえて一緒にかくれんぼ!!

「いいじゃない、たまには体動かしなさいよ」

「ずっと上から目線で人みおろしてるばっかが仕事じゃないよ?」

「鬼さんたちもたまには良い運動よねぇw」

うなずく鬼さんたちを横目でみながらイケメン鬼さんが小さく裏切り者といったとのをあたしは聞き逃さなかった。

「まぁまぁ今日くらい遊ぼう!」

良い鬼さんばっかでよかったぁ♪

明日からまた張り切って歩くぞー♪

疲れてその場に倒れこむように眠りについた。

心地よい疲れと開放されたようなすっきりとした高揚感。

とても気持ちよく眠れた。

翌日もなんて地獄にふさわしいどんよりとした晴天!!

お散歩日和だわぁ

そして再びあたしたちは歩き始めた。

いつ終わるともしれない永遠のお散歩を。。。。

誤字、脱字、変換ミスなど盛りだくさん!優しく指摘していただけるとうれしぃです♪

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