2人目は洋一君♪
たのしんでいただけたらうれしぃです♪
それはあたしがイケメン鬼さんにおくりだされてから14回目の朝日が昇った日
涼子さんと別れてちょど倍の日がたった日、その日も荒涼とした大地は相変わらずで
あたしもあいかわらず一匹の蝶といつもと同じ風景をみながらいつもと同じスピードでいつもとかわらずに歩きつづけていたときだった、
一体いつの間にいたのかか、前をあるいてるってことはあたしが追いついたということなんだろうけど、前を歩いていたことさえ気がつかなかった。
久しぶりに出会った人はまだあどけなさが残る少年だった。
あれw とその彼に気が付いたときにはすでに目の前にいて、声をかけようと伸ばした手をさけるかのようにその場にきれいに倒れた。
え? えぇ! たおれちゃったよ?
どうしよ?? もしもーし 大丈夫ですかぁ?
具合わるいのかな?
ねぇ大丈夫?
抱き起こした彼はどきっとするくらい美少年肩にとまった蝶はおとなしくオブジェのようにかたまったまま彼の肩におとなしくとまっていた。
大丈夫です。
ゆっくりと起き上がった彼はみほれるほどジャニーズ系?
テレビにでてきそうなかっこよさ、。冗談でもこんな顔にせまられたらドキドキをとおりこして心臓とまっちゃうな!
いやぁ良い目の保養でしたwそしてまた歩き出す。
別にノルマがあるわけじゃないけど、こんななんにもないとこでぼーっと休んでいられるほどあたしはぼんやりさんではない!歩けるなら、歩き続ける!なにか使命感のようなものに燃え、あたしはずっと歩き続けていた。
「ねぇ、お姉さんも歩き続けないといけない人?」
「お姉さんも?ってことはあんたも名前を呼んでくれる人がいなかったパターン?」
「そうw 旅は蜜連れ一緒に歩こうよ」
あかるくにっこりと微笑む彼にくらくらする
ねぇ、お姉さん暇?だよね?」
「暇って、まぁ歩くしかないから?」
「なら少しくらい楽しんでもいいよね」
そういうとぎゅゅっと抱きしめられた。
くちびるが重ねられ。。。。く、苦しい。。。。
酸欠になる~
「お姉さんいくつ?キスもしたことないの?」
息継ぎができずに酸欠で死にそうになるあたしをみながらくすっと笑う彼
「わるかったわね!キスなんてできなくったっていいんです!
本当に好きな人ができたら自然に覚えるわよ」
「で、覚える間もなく、しんじゃったと?もったいない」
しんそこ落胆したように言われてちょっと赤面する
なんかあたしよっぽど寂しい人みたいじゃん
実際そうだけどさ
ちくしょう!ちょっと顔がいいからってこんなガキんこに馬鹿にされるとは。。。。
「ならボクがおしえてあげるよ、いいことしよ♪」
伸びてきた手が首筋をなぞり、ゆっくりとひきよせられたアップに耐える顔だわぁ
と変なところに関心しながら寸前で顔をそらす。
「なんで? 楽しんだっていいじゃん!死んでまで貞操はまもりますって?」
「そんなことはおもってないけど、遊びですることでもないでしょ?」
「楽しいからすることじゃん」
なんかしっくりこない理屈だね」
「あたしはあんたのこと知らないし、そういう関係になりたいともおもわないから。」
「女性の喜びっていうのおしえてあげるよぉ」
「あんたこそいくつよ!このませガキ!」
「ガキじゃねぇよ、おばさん!」
「うるさぁい!おばさんでわるかったわねぇ。だれがあんたなんかにぃ顔がいいからってなんでも許されると思うな!」
そう叫んだあたしを本当にきょとんとした顔でみつめてくる彼。その麗しの顔が鬼の形相に変わっていく。
あ、あれ?
もしかして地雷踏んだかな?
あたしってば地雷踏み抜くの得意なんだよねぇ^^;
この性格のおかげで何回路頭に迷ったことか。。。。
おかげで人と話さない、人とかかわらないあたしができあがっちゃったんだけど。。。。
「いいじゃん、俺がやりたいの」
がばっと押し倒された。痛い><; こんなごつごつの岩場におしたおされたら背中いたいじゃん。
半分涙目になってる気がする
なにを勘違いしたのか、「怖い?」うれしそうに聞く彼
サドですか?単に背中が痛いだけとはいえなかった。むりやりかさねられた唇
だからぁ背中痛いしーその上酸欠になるって頃好きですかぁ~死んでるけど。。。。
細こくみえたからだとは思えないほどの強い力でおさえつけられてどうしもんかと悩む、
とつぜんやんだ抵抗に悪魔の微笑み
「楽しむ気になった?」
「なるわけないでしょ」
胸元をつかんだ手に力がこめられていくのがわかる、
この服1枚しかないのよぉやぶかないでよねぇ
なんか間のぬけたことかんがえてるなぁって自分でも思うけど、切実なのよぉ
これやぶかれたら明日から裸でおさんぽ?シュールすぎるでしょ><;
だめよぉ人様におみせできるようなプロポーションじゃないですからぁ(ぁぅ
「ちょっとちょっとぉいい加減においたがすぎるんじゃないかあ?いい加減にしときなさいね」
鬼さん登場
「ちょっとみてたんならもっと早く助けてよ!」
「エーだって俺、こいつきらいだし~」
「きらいとか好きとかって問題じゃないでしょ!」
「もうちょっとであたしあしたから裸でお散歩コースだったのよ?」
「まぁ、それはそれで目の保養に」
「なるわけないでしょ!第一そんな格好であるけません!」
別に服くらい出してあげるのに
なら服だして頂戴、2週間きたきりすずめで汗臭い!
ここ厚いけど、あせなんてかかないでしょ?
美幸ちゃんはくさくならないよ」にっこりと笑う。あぁやっぱドストライク。
イケメン鬼さん、好みだわぁ
なんかごまかされてる気がするけど。。。
毒気をぬかれたのか、彼はすんなりとあたしからどけてごめんと一言小さな声であやまった
あなたなんて名前?
「え?なんで?」
次もしものことがあったとき名前しってたらあたしが呼んであげれるかもしれないから
寂しい者同士だけど、仲良くしよw」
「うん、ごめんねボク山田陽一。あまりにもありきたりすぎてちょっとはずかしいんだけど」
「なんでw 覚えやすくて良い名前じゃんw 洋ちゃん、よろしくね^^あたし美幸」
「美幸ちゃんかぁ よろしく♪」
ここへきて2人目の友達wこんなところまできて友達100人できるかな?を実践しようとは。。。。orz
しかぁしw 人とかかわれというのなら、これからあう人全員とかかわっていこう!
そう決めた そしてここを歩きつくしてやる!なんとなくふつふつと闘志をわかすあたしの14日目がおわろうとしていた。
誤字、脱字、変換ミスなど盛りだくさん!優しく指摘していただけるとうれしぃです♪






