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翡翠の星屑  作者: 季月 ハイネ
おまけ ないしょのお話
203/207

サブタイトル語り 序章~三章

※いろいろぼかしてはいますが、本編でのネタバレを含みます。本編をご覧になったあとでお読みいただくことを推奨します。

 サブタイトルの名前について解説してみよう、という企画です。プラス、裏話を少々。

 ただの私の呟きです。ちなみに全部は語っていません。悪しからず。


 長く追いかけてくださっている方はもしかしたらお気づきかもしれませんが、サブタイトルは初めから十二文字だったのではなく、あとになって変更しました。短歌や俳句みたいにリズムが良かったので、揃えてみたかったのです。一部、十二文字ではないところもありますが。

 毎回頭をひねることになり、誰だこんな面倒なこと考えたのは。私だ。なんて状態に陥りましたが、結果としてはいい勉強になりました。短い文章に意味を込めつつ考えるのは楽しいですね。またどこかで、何らかの形で試みようと思っています。


 前置きが長くなりました。

 私の覚え書きと創作の裏話、いわば自己満足ではありますが、よろしければご覧くださいませ。



  *序章・一章(1~13話)


・8話:彼女の決意、伝播して

 ここでの「彼女」は、シェリックの夢の中で出てきた彼女ではなくラスター。「行くよ、アルティナまで」に全てを込めました。そこまで決意が固いなら、シェリックに言うことは何もないと。


・11話:輝石の島と星命石

 星命石は生命石。その人にとって、生命そのものに見立てられています。だから産まれたときの贈り物として授けられる、と考えていました。


・13話:出発の日は二日後に

 更新した当時は「三日後」になっていて、本文読み返して重大なミスに気づきました。どうやら私は数が数えられないようです……。



  *二章(14~32話)


・14話:不穏な予兆、陰る雲

 読んでいくとわかるのですが、25話の示唆。嫌な予感の前兆として、シェリックの予報を入れています。


・14~17話:

 名詞で終わるシリーズ。〇〇な〇〇、なんちゃら。特に意味はないのですが、遊び心でなんとなく揃えていました。


・20話:佇む静寂、嵐前と

 嵐前らんぜん、なんて単語はありません。嵐の前の静けさ、をなんかうまい具合に変えたかった願望がありました。こうなりました。


・21~23話:

 黒、闇を不穏の象徴として取り入れたかった頃。誰かさんの本性出ましたね。


・26話:帰還、静寂、言えない心

 相談したくてもできないラスターの心情。シェリックが寝ているのも含めて。


・28話:迷える少女に愛の手を

 迷える羊、から。なんかうまい具合に変えたかったのです(二回目)。


・32話:願うことなら再びを

 リディオルの心情。ちょっと腹が立ったので、シャレルさんにやり込めていただきました。再びを願う前にちょっと反省しててね、っていう。



  *三章(33~44話)


・33~36話:

 島について。不穏な展開ばかりだったので、ひと休みの意味も込めて。


・37~39話:

 からの不穏パート。別名、ラスターの冒険。


・40話:ことの全ては初めから

 島まで来たのは、ルパでリディオルに出会ったときから始まっていたのだと。ここでの「始め」はその意味合いです。


・41話:間に引かれた境界線

 ラスター・シェリックとフィノの間、としても捉えられますが、ここではラスターとシェリックの間。立場の違う二人の間。不可侵の境界線。それが二人を分かつ境目。


・42話:彼の内側によぎるのは

 シェリックの心情でもあり、ちょろっとフィノの心情でもあり。後半で判明するシェリックとフィノの関係性から、その頃を懐かしんでいたフィノ、みたいな。


・43話:折り重なるは言の葉と

 ラスターの夢の中でかけられたいくつもの言葉。それと現実でかけられた言葉と合わせて折り重なって、溢れてしまったという感じです。ちなみに夢の中で声をかけていた順番は、リリャ→シャレル→リディオル→セーミャ→フィノ→シェリック。


・44話:ひとつひとつをほどいて

 現状確認。整理した上で、余裕ができて、あれ今は? というところ。


 一部了、です。

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