生死について
生とはなんだろうか
死とはなんだろうか
死のない世界を考えてみる
私が尊敬してやまない
多くの哲学者達と語り合える世界
それは素晴らしい
ソクラテスとも
キリストとも
仏陀とも
語り合える
しかし
死のない世界なら
彼等はきっと
死にたがるのではないか
死にたがるというのは
言い過ぎかもしれないが
文献を読むと
死を恐れているようには思えない
彼等亡き後美化されて書かれている部分も
あるだろう
しかし
生に対する執着
死に対する恐怖
どちらも無かったであろうと私は推察する
死こそが生を完結させるものだからだ
そしてまた次の生へと繋がる
仏教の輪廻の話だけではなく
次の世代の生へと繋がる
という事もあるだろう
例えば宗教の創始者である
この2人がずっと生きていたら
こんなに世界中で信仰される事はないだろう
新しい世代が考え議論し
時には揉めて分裂し
より深くより多くの人々の心を
救ってきたのではないだろうか
ならば死は悦ばしいのではないか
次の生へと進む為の卒業
卒業なら寂しさはあるだろうが
哀しさは無いのではないか
だから旅立つ方も先立たれる方も
晴れやかに
よく頑張った
良い人生だったと
褒め合って終わりたい
自殺を肯定するつもりは無い
それは卒業ではなく退学だ
ただ私が思うのは
死を恐れては本当の生も
分からないのではないか
という事である
「今を生きろ」
と昔のドラマで
学校の先生が言っていた
「明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ」
とガンジーは言った
辛いこともあるだろう
逃げ出したい時もあるだろう
嵐が通り過ぎるのを
耐え忍ばないといけない時もあるだろう
勝ち負けなんて関係ない
自分自身の人生をどう生きるか
自分自身をどう作っていくのか
明日死んだとしても
後悔の無いように
永遠に生きるように
学ぶことを止めず
己と向き合い
戦っていきたい
だらだらと書いてきた備忘録
ソクラテスの言葉で締めよう
私よこの言葉を忘れるな
「ただ生きるということではなく、
善く生きることこそ
最も大切にしなければならない」
コメントお待ちしております。
色んな考えを自分に入れて深めていきたいです!
もしよかったら私が書いた短編小説
【僕のいない僕の明日】
も読んでいただけると幸いです!