凜はあやまりたい・・・
２２２２年の未来ってどうなっているのだろう・・・
２２２２年のテクノロジーを２０２２年で使えたらどんな事が出来るだろ・・・
そんな未来を想像しながら ワクワクしながら読める小説です。
主人公は美しすぎるヒロインが２２２２年のテクノロジーを持って２０２２年にタイムリープし
日本から世界を変えて行く物語です
リアルにある世界の問題をヒロインどのように考え変えて行くのか？
圧倒的なリアル感をこの小説で体験してください。
第９話
ジェイもまた、絵里座と同じように
心花に謝りたいと思っていた
だが、その意図は絵里座と少し違っている。
キンコンカンコン キンコンカンコン・・・・
絵里座さん
心花先生と合ったってホント？
心花先生どうだった？
落ち込んでいた？
寂しがっていた？
えーと
それはね・・・
なんと答えたらよいか・・・・
シクシクシク
凜は、泣き出す
心花先生がいなくなったのは
凜がナノスーツを蓄電モードにしてなかったからで
悪いのは凜なの・・・
凜のせいで 凜のせいで
心花先生は・・・心花先生は・・・
泣きじゃくる凜は
ＩＱこそ９０を超えているが心は５歳だ
凜、凜のせいじゃないよ・・・
違うから・・・
ジェイは凜の肩を抱いて慰めている・・・
ちょっと・・・凜ちゃん・ジェイ
泣いていたら心花先生の事を話しづらくなるじゃない
あのね・・・
えっと・・・
実は・・・
心花先生元気だった
というか、前より元気かも
その言葉聞いて、二人は顔を合わせる
噓・・・
え、心花先生元気って、
ええええ・・・・
凜だけでなく、ジェイも驚きを隠せない
なんで・・・
なんで元気だったの？
え、えっと
実は・・・カクカイしかじか・・・
それを聞いた凜とジェイは
あっけに取られていた
心花先生は旦那さんを探して深海探検に行くの？
一人で？ やだ・・・凜の行く・・・
今から、先生に会って、一緒に連れてってもらう・・・
凜は直ぐに飛び立つ
おいおい・・凜 待てよ
ちょっと・・・凜ちゃん
待って、待って
ジェイも絵里座も凜の後を追う
数分後
青空を爽快に飛ぶジェット３機
凜は絵里座の言葉が信じられず不安が頭をよぎる
きっと、カラ元気だわ・・・
心花先生は
絵里座が失敗を気にしないように
きっと気を使っているね
絵里座のことだから
そんなことも気づかずにいるのだわ・・・
５歳児が２０歳以上の絵里座を疑問視する
これぞまさにＩＱ教育世代のなせる業である。
凜は脳波を辿って心花を探し出し
自宅のある地下に到着する。
心花先生 こんにちは
凜は、挨拶もそこそこで
心花の部屋に入って行く
おいおい、凜 それはちょっと・・・
ジェイが困惑した顔をしている横を
颯爽と絵里座も部屋に入ってゆく
おい、待ってくれよ・・・
俺は男だぜ・・・
入れないよ・・・
二人が心花の部屋に入ると・・・
キャー・・・
キャー・・・
と大声の悲鳴が上がる
おい、何があった・・・
ジェイはすぐさま部屋に入ると
心花先生・・・なんですかそれ？
クジラ？
なんと１５メートルを超えるクジラが水槽に入って
窮屈そうに泳いでいる。
心花はクジラの背中に張り付きながら
驚いた顔で３人を見ている
な、な、なにをしているんですか先生？
また、すごい事を・・・
凜ちゃん、絵里座さん、ジェイ・・・何してるの？
それはこっちのセリフです
凜は初めて目にするクジラに驚き
目を回している
絵里座は苦笑い
心花先生
今のクジラはなんですか？
真剣な顔で、心花は話始める
モゴモゴモゴ
しかし、シュノーケルを喰われたままの心花の言葉は聞き取れない
先生・・・
シュノーケルを・・・外さないと・・・
ジェイが苦笑しながら伝えると
心花は平然を装うナノスーツとは裏腹に
ナノスーツの中の顔は真っ赤になっていた。
三人は悟った
心花先生はすでに元気で
何かとてつもなくヤバイ事に
手を突っ込もうとしている事を・・・
その後、３人は心花先生の話を聞き
元気でいる事にほっとしていた
追伸
数時間、凜も絵里座のように一緒に海底探索すると言い出すが
心花に諭されて、冒険を断念させられていた。
日本が違う世界になった？・・・過去という名の もう一つの未来 season１をお読みいただき
誠にありがとうございます。
皆様に出来るだけワクワクして頂けるように書き進めてきたので
皆様の感想などをお寄せいただけましたら非常に光栄です
お手間だとは思いますが、皆様のご意見がやる気の源ですので
どんなコメントでも結構ですので、何卒宜しくお願い致します。
お読みいただき、面白かった場合は、高評価を頂けましたら幸いです。
