喧嘩しないで・・・
2222年の未来ってどうなっているのだろう・・・
2222年のテクノロジーを2022年で使えたらどんな事が出来るだろ・・・
そんな未来を想像しながら ワクワクしながら読める小説です。
主人公は美しすぎるヒロインが2222年のテクノロジーを持って2022年にタイムリープし
日本から世界を変えて行く物語です
リアルにある世界の問題をヒロインどのように考え変えて行くのか?
圧倒的なリアル感をこの小説で体験してください。
もしもし・・・
心花さん 電話遅い・・・
やばいの
すごい事件が沢山起きたに・・・
もう・・・
心花の電話に
まくしたてるように話を進める 楓
TDLで起こった事
友達のミクの事
犯罪者集団の事等
心花はナノスーツの共有が無いこの時代に
これだけの情報を伝えるのに
かなり時間がかかる事を改めて認識する。
なるほど・・・
犯罪者集団に真っ向勝負ってことね・・・
そうよ、心花さん
絶対に許せないの
ねえ、心花さん
良いアイデアが有ったら教えて
そうね・・・
心花は2022年の法律に照らし合わせ
直ぐに助言をおこなう
ミクさんは自主的に警察にゆき
状況を説明して警察に協力すれば
無罪になると思う
私の知り合いにも
上手く取り計らってもらえる様に
お願いしてみるから
きっと、力になってくれるはず
心花はAIで解析して
ミクの無罪になるための方法を
計算して確信する
もし、ダメな時は
ナノスーツを使って少し
警察に協力してもらいましょう
(ズルだけど・・・・)
心花はすでに、ミクが無罪になる
完璧な計画を立てた。
だけど・・・
ミクさんの写真を消すには
どこにあるか?
特定しないとね
楓さん
ミクさんの事
警察に協力してもらいたいから
ミクさんの情報を送って
わかった
楓はミク問う
友人の心花さんにあんたの動画送るけど
良い?
ミクは少し考えてはいたが
楓の信用する人物であるなら
そう思い、動画を送信する事に同意した
心花さん
今、情報送るはね・・・
楓はミクの脅されている原因となっている
写真・動画を心花に送る
楓さん
私も、色々と考えておくから
明日、合って話し合いましょう
じゃあ、あした9時に
池袋駅東口で待ち合わせね・・・
電話を切ると
心花はすぐに東京の有明地区にある高層マンション最上階に到着
マンションの警備システムをハッキングして
玄関のカギを自動で解除させ部屋の中に入る
ジェイは東京上空で別れ
グランを待ち構える為に街中に潜む計画だ。
部屋に到着後
ナノスーツでインターネット内にある
ミクの写真・動画を探しだした。
2022年のセキュリティー等
心花のAIには無いに等しく
すぐにミクの写真は見つかった。
3台の携帯電話
池袋のビルにあるパソコン
それから・・・海外にもデーターが
海外のサーバー?
心花はデーターの分散を確認して
すぐに情報を消せるように準備を整える
海外もサーバーか・・・
この犯罪者集団の裏には
楓さんたちには手に負えない大きな組織がついている可能性が高いわね・・・
ちゃんと手を貸してあげないと危険よね・・・
まずは、海外を調べましょう・・・
AIで海外のサーバー経由で調査すると
すぐに共犯者の情報が特定される
これはかなり裏がありそうね
巧に隠されてはいるけど
もっと深くAIで調査すれば・・・
おや・・・
おかしいわ・・・
今アクセスしていた
サーバーの情報は直ぐに消され
ナノスーツでも追えない
2022年の技術以外が使われている?
それともこの時代にこんなハイテクが生み出せるの?
心花は困惑する。
しかし、心花のAIは優秀で
盗んだブランド品から
使い道が特定できた
麻薬がらみね・・・
しかも麻薬の販売先は・・・
え・・・・
日本政府の要人とその家族
盗んだブランド品に入れ
届けるって訳か・・・
凝ったことをするわ・・・
さて、政府の要人に
どんな脅しをしているのかしら・・・
おっと・・・これね・・・
日本政府の自衛隊情報を引き出している
詳しくは・・・
なにかしら?
日本の対ミサイル防衛システム
パトリオットミサイルの無力化・・・
ちょっと・・・
かなり危険な防衛機密を奪っているのね・・
北の過激な核開発は歴史的に有名だから
日本の迎撃ミサイルの無効化はかなり危険ね
さすがに
これは止めないと
日本がまた核爆弾を落とされる国になってしまう
最悪
日本が無くなってしまうは・・・
でも、ナノスーツでの調査で
サーバーの管理者が分からないなんて・・・・
現代の技術ではあり得ない・・・
そう、考えると・・・
ネイやグランが言っていた敵対組織
間違いなく未来から来ている人間の仕業ね
心花はネイ・グランにも疑いを抱きながらも
ジェイに情報を共有する。
同時刻
ジェイはグランがいる街並みを眺め
グランが来るのを待ちながら
サーチを継続させる
数分後・・・
上空を飛ぶグランを補足
おいでなすった・・・
ジェイは直ぐに
ナノスーツの一部を夜に紛れる蝙蝠に変え
グランの監視を始める
しかし、流石にグランもすぐに尾行に気づき
蝙蝠のナノスーツを確認して
動きを止め
蝙蝠のナノマシンを通して通信がはいる
おい、24時に合えるというのに
ずいぶん気が早いな・・・
ハハ・・・
流石に2回目は気づくか・・・
ジェイは苦笑いをしながら
空中のグランに近づく
おい、ここで始めるつもりか?
グランが戦闘態勢に入る
ジェイもカウンターハッキングプログラムをインストール済みなので
崩御は完ぺきではあるか
念のため、身体強化・防御強化を発動
二人は緊張し
目で威嚇しながら
じりじりと 間合いを詰める・・・・
苦笑したグラン
わかた、降参だ・・・
グラン白旗をあげる
あのハッキングプログラムがある時点で俺の負けだ・・・
一体 何をしたいんだ・・・
話はついたはずだと思ったが・・・
ジェイは無言
しょうがねぇなぁ・・・
とグランがうつむくと
即座に腕から弾丸を発射させる
しかし、ジェイの防御システムは
弾丸を硬質のバリアで弾き飛ばし
空中移動で間合いを詰め
腕を剣にしてグランの腹を横一文字に切りつけ反撃する
グランも左腕を硬貨させ
ジェイからの攻撃を防ぐと同時に
右手から至近距離でジェイの顔に向け弾丸を3発
ジェイは寸前で顔を傾けながら
大きくのけぞり弾丸をかわす
そこで
ジェイが苦笑しながら話かける・・
あなたの実力は理解したよ
すまなかったな・・・
グランもすぐに戦闘態勢を解き
ほっとした表情を浮かべる
それで・・
俺に何の用だ?
グランはジェイに問いかける・・・
すまないね・・・グランさん
心花さんに対する
あんた方の戦闘力がどれくらいか
知っておきたくってね・・・
残念ながら、グランさん
あなたの戦闘力では
心花さんに傷一つつけられない
それが分かって安心したよ・・・
苦笑するグラン
それと、これを確認して欲しい
ジェイは心花から送られた
犯罪者集団の情報をグランに共有させる
この情報の黒幕が知りたい・・・
ジェイはグランのもっている情報が欲しかった・
グランは驚いたそぶりもなく
曇った顔でジェイをにらみながら話し出す・・・
俺達も黒幕はまだわからない
かなり厳重に守られている情報で俺たちも
黒幕にはうかつに手が出せない状況だ
俺たちのナノマシンのサーチ情報から
日本国内の政治家
主に内閣を含めた、政府内・警察関係者に
ナノマシンでコントロールされている人間がいると踏んでいる
実際、存在を確定してはいなかったが・・・
あんたの情報で確信したよ
誰かが日本の政府を薬で操ろうと画策しているな・・・
今ある証拠は・・・
以前、日本政府の閣僚が死んだときに
俺が脳からナノマシンをサーチで見つけた
俺は 即、調査に向かい
脳を調べようとすると・・・
ナノマシンは自ら加熱して、消滅
証拠が消えてしまった
今回、あんたの情報を合わせて推測すると
ナノマシンを送り込んでいるのは
サーバーを使っている犯罪組織と関係ある者の仕業だろう・・・
敵は狡猾だ
麻薬にまぜてナノマシンを体内に入れるとは
なかなか凝ったことをする
死んだときに麻薬中毒なら
国会議員の不祥事を隠ぺいするために
死体の解剖は行われない
隠ぺい体質の日本政府にだからこそ
出来るが事だがな・・・
脳内に入り巧妙に隠されたナノマシンは
遺体を焼くときに一緒に焼却させ証拠は残らない
よく考えられた 巧妙な手口だ・・・
それで、グランさん
サーバーとつながりがある
窃盗集団のバックへの手掛かりはあるのか?
そうだな・・・
麻薬を使っていることから、共産圏の可能性が高い
特に、弾道ミサイルを開発実験している北の国は
兵士に麻薬を与えて不眠不休で働かせていると聞く
その国が怪しいと 俺たちは思っているが・・・
しかし、北が独自でここまでやるとは
いくら何でも、はありえない
裏に・・・
そう言いかけてグランは話を切り上げる
続きはミカエルを含めて話したほうがよさそうだ・・・
そういうと、グランはステルスモードを発動し
繁華街の夜に消えていった
ジェイは心花に共有しなくては
だが、今の状況では情報がもれる可能性もある
ますは接続して共有だ・・・
ジェイは直ぐに、心花がいる部屋にむかい、飛んで行く
これから始まる歴史の変化を感じながら・・・・
日本が違う世界になった?・・・過去という名の もう一つの未来 season1をお読みいただき
誠にありがとうございます。
皆様に出来るだけワクワクして頂けるように書き進めてきたので
皆様の感想などをお寄せいただけましたら非常に光栄です
お手間だとは思いますが、皆様のご意見がやる気の源ですので
どんなコメントでも結構ですので、何卒宜しくお願い致します。
お読みいただき、面白かった場合は、高評価を頂けましたら幸いです。




