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心花さん 東京に連れてって・・・

2222年の未来ってどうなっているのだろう・・・


2222年のテクノロジーを2022年で使えたらどんな事が出来るだろ・・・


そんな未来を想像しながら ワクワクしながら読める小説です。


主人公は美しすぎるヒロインが2222年のテクノロジーを持って2022年にタイムリープし


日本から世界を変えて行く物語です


リアルにある世界の問題をヒロインどのように考え変えて行くのか?


圧倒的なリアル感をこの小説で体験してください。


高速潜水艦に変形し

アメリカ西海岸から日本海にたどり着いたネイは

22時数分前になると、ジャミングを解除しミカエルを探した。


周りにはクジラの群れがあり

潜水しているネイは目立たない

そこに水中ではあり得ないスピードで接近したくる物体を発見する


ミカエルか?

しかし、かなりの大型だ


ネイはクジラに形を変え群れに潜み

大型の物体をサーチすると


アメリカの原子力潜水艦だと・・・


西海岸から追って来たとでも言うのか?

いや、それは無い

用心深く追尾が無いか何度も確認している


ではなぜ?

アメリカの原子力潜水艦が日本の経済水域に・・・



(アメリカの原子力潜水艦内部)

緑色の線が円をなでる様に周るレイダーは

海中の金属反応・スクリュー音を探っていた


艦長

14時の方向にスクリュー音らしき反応

小型のモーターボート・・・

もしくは漁船ですか?


え・・・

今、スクリュー音が消えたました


停止しています・・・


しかし かすかな金属反応があります

大きさは・・・・

大型の魚類程度

正体不明ですが

確かに金属反応です。


艦長は指示を出す

全速で目標海域に向け浮上航行


この潜水艦はアメリカのコロンビア級原子力潜水艦

アメリカ海軍において計画された

原子力弾道ミサイル、トライデントを搭載した最新潜水艦だ。


艦長、クジラの群れが前方にあります

レーダーではクジラの群の中に金属反応をとらえています・・・


分かった

速度を落とし、クジラの群れをゆっくりと横切れ

くれぐれもクジラを傷つけるなよ・・・


yes sir


潜水艦はクジラ側面を通過中


艦長

クジラ以外は何も確認できません


首をかしげる艦長

その感覚は優れており

レーダー以上に勘が働くが

さすがにクジラのバブルをとらえてだけか・・・と思い直し


操縦士に指示を出す

急速潜航、南シナ海に向け、全速航行

原子力潜水艦は姿を海中に消していった。


2022年の潜水艦の性能を侮っていた・・・

ネイはクジラ型のサブマリンに形を変えたことで

何とかやり過ごすことができたが


アメリカ海軍への認識を新たにしないといけないな・・・

あの潜水艦の性能を再調査しておかなくては


少しの間、考えていると

高速潜水艦型のナノスーツが近づいてくる


ミカエルはネイを発見

合図を送り双方を確認する


時間が押していることもあり

ネイの合図ですぐに二人は

深海の海底施設に向け航行を始める。


暗い海の中で、高速で潜水する二人は

数分で深海1200メートル付近に到達


やっと ネイから通信制限解除の指示が出たので

ナノスーツの一部を直接繋ぎ通信を始める二人


ミカエル、作戦はこうだ

現在の施設は電力がほぼ0となっており

海底施設は起動していない


お前は

お前の用意した蓄電池を海底施設に接続して

再起動をしてくれ


俺は、海底施設のナノマシンが動き始めたら

海底基地の内部をサーチ

生体反応が有るかを確認してから施設内を調査する。


たぶん、今も反応がないので

来訪者は死亡している可能性が高いと思う

ナノスーツも動いて無いからな・・・・


部屋に入って死体を確認して

身元を調べる事にする。


施設に電力を与えた場合

敵のナノスーツが再起動する可能性があるので

接近する場合はステルスモードで近づくように。


調査完了23時30分を予定

その後、通信回線を開き 24時に10名全員と情報共有する。

ミカエルは作戦を確認して 海底施設に着岸し電力供給を始めた。


**************************

同時刻


心花さん、湯加減どう?


楓の声が聞こえる

風呂の電源から電力をもらう予定だったが


私も入っていい?

と声がするので

心花は電力を奪うのをあきらめ

湯船につかって楓を待っていた


失礼します

楓がタオルだけの姿で浴室に入ってきた


心花ほどではないが

スレンダーの体に焼けた素肌

水着の後がくっきりとついているところが

色っぽく見える


楓が声を掛けなければ

心花の髪が室内灯から電気を奪う様子を

見られたかもしれない・・・


ふう・・・危ない 危ない

胸をなでおろす、心花


楓は、心花をまじまじと見つめながら話し掛ける

心花さんホント、グラマラスよね

ボン・キュッ・ボン ホント羨ましい

と心花を誉める


そそ、そんな事・・・


と言ってはみたものの

心花の美容意識の高さをが

完全否定を邪魔する


楓さん

今日は本当にありがとう

お金まで 貸してもらい本当に助かりました


明日、東京の自宅に帰って

スマホを新しくしたら必ず電話します。

心花が丁寧にお礼を言うと


楓はすまなそうな顔をして

心花に告げる


あの・・・お願い事が・・・

心花さん、お家って 東京ですよねー

わたし、大学も関西だし

東京には修学旅行くらいしか行った事が無いの

明日、心花さんを送るついでに・・・

私も東京に行って良い?


心花さんが心配だし・・・・

本当に送るついでなんだけど


1日だけ・・・

TDLに行きたい

お願い心花さん話合わせて


突然の申し出に困惑する心花をしり目に

目を輝かせて 拝みながらお願いする楓


わたし、あまりTDLには興味なくって・・・


しかし、楓にここまで親切にされて

断れない状況に 心花は何とかなるか?

と、湯船に体を沈めて行くのであった。


日本が違う世界になった?・・・過去という名の もう一つの未来 season1をお読みいただき


誠にありがとうございます。


皆様に出来るだけワクワクして頂けるように書き進めてきたので


皆様の感想などをお寄せいただけましたら非常に光栄です


お手間だとは思いますが、皆様のご意見がやる気の源ですので


どんなコメントでも結構ですので、何卒宜しくお願い致します。


お読みいただき、面白かった場合は、高評価を頂けましたら幸いです。

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