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女嫌いの俺が居る  作者: 尻尾の形
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第1話-学校生活終了のお知らせ

処女作です。

俺は女が嫌いだ。教室の中に響き渡る甲高い笑い声に虫唾むしずが走る。


俺は女が嫌いだ。奴らが笑っているのを見てるだけでイライラする。


俺は女が嫌いだ。ブサイクな女に対し、可愛いなどと言い、勘違いさせて悲しきモンスターを作り出す。


そんな女が俺は嫌いだ。






俺、三瀬疾ミセバヤ 藍微アイビは高校生になった。中学の時は殆ど勉強をしてこず、受験一週間前に総復習をし、滑り込みでギリギリ合格できた。


高校へ進学し約一ヶ月が経ち、各自各々が自分の居場所を確保しそれなりに楽しく過ごしている中、俺は一人ポツンと教室の角で静かに過ごしていた。


少し寂しかったが俺はクラス人と仲良くなろうとは思わなかった。俺には1人だけだが親友がいる。友達はそいつさえいればいい。だから俺は下手に友達を増やす必要は無いと考えた。




俺のクラス(1組)の女子はとてつもなくうるさい。全員がそうという訳ではないが、1組の女子の8割が馬鹿だ。奇声を上げる事にしか脳がない猿。入学当初のクラスの女子への印象はそんな感じだったが、今、俺が持っている印象は、ダンジョンで最初に出てくる雑魚敵だ。


所詮は初心者の為の経験値でしか無い。あいつらに手を出すのは人生経験の浅い奴だけだろう。




俺はいつものように、教室の隅の自分の席で、ラノベを読んで、休み時間が終わるのを待っていたが、女子の声(主に奇声)がうるさすぎて内容に集中できない。


「お前らいい加減うるさいんだよ。黙れ」



ボソッと呟いたつもりだったが、意外にも皆んなの耳に届いていた。俺の一言を期に教室が静まり返ったが、10秒ほどして、クラスのうるさい女子の中の一人が言い返してきた。



「あのさ、あんたみたいなキモい奴があたしらに話し掛けないで。正直うざいから」



当然の反応。


普段は休み時間、ずっと本を読んでる地味なやつが、同じクラスの女子にうるさいという理由だけで、罵ったのだ。


きっとコイツらの眼中には俺の存在など無かっただろうが、しっかりと植えつけてやった。悪い意味でだが...



この後の学校生活がどんなものになるかくらい、猿でも分かる。


それでも我慢できなかった。


授業で疲れ切った脳に、ご褒美をあげてる時に毎回毎回、奴らに邪魔される。


それがどうしても我慢できなかった。



「休み時間に話をするのはお前らの自由だ。でも、俺の邪魔をするなよ。そんなに騒ぐ必要がどこにある?」


少し冷静になり、保身に走ったつもりだったが、逆効果だった。



「キッモ」



その一言を言い放ち教室から女子のグループは出て行った。


なんなんだこいつら。まともに討論もせず、馬鹿の決まり文句の『キッモ』という言葉だけを吐いて何処かに行く。話にならない。


なんて事を考えていたらクラスの男子が俺の周りに集まり、


「お前スゲーな! 俺だったらあんな事、絶対に言えねーわ」


「さすが!」


などと、謎に賞賛された。




次の日から、少しは静かになると思っていたが、やはり、そんな事は無かった。


休み時間はうるさいままだし、女子からは「キモい」「近づくな」 「藍微アイビ菌」


などと言われる始末。


その時から俺は少しずつ女が嫌いになっていった。




今後ともよろしくお願いします

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