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誰かの自伝



 この世界には異世界というものが存在する。それは決して交わることのないもの、交わってはいけないもの。


 だからこれを使ったのは、あの一回だけ。



 これは異世界に“————”を————するためのものだ。


 だからもう使うことはないであろう。



 ……だがあれで良かったのか?


 “————”を——することでこの世界は————するかもしれない……。



 あの時はそれが最善なのだと皆も言った、私もそう思った。



 けれど“————”が——によって————されるのに耐えられない。



 異世界に——した“————”はこれを見て何を思うだろうか……。



 あれは——————












 ああ、やはりこうなった。



 “————”が————してしまったからだ。



 “————”がいればこんな事にはならなかった。



 いや、これは罰なのだろう。



 いずれこうなる事はわかっていた。

 “————”を“————してしまったのだ。


 

 けれど私はこの事態に指を咥えて見ていることは出来ない。



 手掛かりを持つであろう————に——————することにしよう。



 ——は————にいるらしい。











 このままでは世界は————てしまう。


 その時————を思い出した。



 これは異世界より————する——だ。


 けれど、もし異世界より————する事が出来れば…。




 すでに私も年老い、動くことすらままならない。

 今の私に出来るのはこれを書く事だけだ。



 だからこの魔法に一縷の望みを託す事にした。


 この魔法を構成し直し————出来る様にすればいい。



 異世界に“————”はいるのだろうか……。


 “————”よ、——————した——の勝手な願いだとわかっています。




 どうかこの世界<オリシード>を救って下さい……。










——————誰かの自伝より一部抜粋





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