第一節 いつもの日常
こんにちは、冷泉 薫 です
これからお話を読んでもらう上での注意点です
一つ目として、書くのも見直すのも大変になりますので、
結構区切って、更新していきたいと思います
なので、「ちょっとキリ悪いな」「気になるっ」とか
色々あると思いますが、そこはご了承ください、
二つ目として、更新頻度にバラつきがある可能性があります、
毎日更新する日もあれば、一週間に一回、二週間に一回 などがあります
こちらも「キリ悪いな」「まだかな、遅いな」と思ったりするかもしれませんが
ご了承ください、
そして、これから頑張っていくので、よろしくお願いします、
改善点、良かった点などありましたら、ぜひ感想や評価を頂けると嬉しいです、
では、お話をお楽しみください、
冷泉 薫
ピーンポーン、とインターホンがなる、
「榎本です、」
あぁ、みわ か
そして、珍しく準備していたリュックを背負い、
とびっきりの笑顔を作る、
―――さぁ、今日も演技の始まりだ、
扉を開ける
「おっはよー、みわ」
「おはよう、岩田さん」
「じゃあ、行こっか!」
と僕が言うと、
「うん、そうだね」
と微笑みで返してくれた、
そこから、学校まで、他愛もない雑談をしながら向かった、
みわが先に教室につき、
「バイバイ!岩田さん」
と手を振りながら、またしても微笑みで言い、みわは教室に足を踏み入れた、
僕は一階あがり、自分の教室に行き、いつもの笑顔を作り、
扉をガラっと開ける、
「おっはよー!」
と、いつもの笑顔と声で言う
そうしたら、教室で雑談をしていた、賑やかな女子が「あ、ゆめちゃん、おはよー!」と返し、
クラスの学級委員の、七沢が、「岩田、おは」と返してくれた
自分の席に向かい、リュックを床に置いたあと、
必要最低限の荷物を、机に突っ込み、どかっと席に座る
そして、すぐ立ち、
色んな人と、話に行く、
別に話したいわけじゃないんだけどね
その後すぐになんとなーく話して、図書委員が、
「そろそろ、本読む時間です、席に戻ってください、」
とアナウンスをすると、みんなが、一斉にぞろぞろ自分の席に戻っていく、
みんなの顔が明らかに、残念そうだった、
中には、「チッ」って舌打ちしそうな人もいたし、舌打ちしそうになる話だったのかな、
そして、本読み時間が始まった、
さっきまでは、あんなに賑やかで、ざわざわしていたけど、さすがに
本読み時間となると、急に静かになる
途中で、校長が、来て、
「おはようございます」
という時だけ、顔に活気が少し戻る、
校長が、いなくなると、その活気が、もっと戻り、騒がしくなった
それを見ていた図書委員が、
「皆さん、本を読む時間です、静かにしてください」
と声をかけると、それに気づいたお調子者達が、
「シャーラップっ!」
「今、本読む時間!今しゃべるなよー」
「しゃべってる人、早退案件じゃね」
と喋っていると、大体の人が、どっと笑う、そして、僕も笑いたいわけじゃないけど笑う、
みんなが、勝手に喋り始めると、
ちょうど担任がやってきて、みんなの顔が強張り、喋り声は聞こえなくなった
担任は、静かに、教卓についた後、
なにも言わずに、朝のホームルームを始めた、
これが一番怖いんだよな…
で、その後、たっぷり説教、 はぁ、、、
僕しゃべってないのにさ、
なんで、連帯責任で怒られないといけないわけ、
ほんとひどいよ、
一番喋ってる奴ら、怒ればいいじゃん、
と思いつつ、
説教を聞き流した、
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「はい、これで、帰りのホームルームを終わりにします、はい、号令」
「起立、礼、」
「「「ありがとございました」」」
「はぁ、やっと終わったねー!」
と僕は、思ってもいないことを口に出す、
「ほんとだよ~朝から、説教されまくってさぁー」
こう話すのは、君江華子だ、
名前からして、どっかの嬢さんかなと思っているけど、違うらしい、
「あ、ゆめちゃん、一緒に帰らない?」
「あー、ごめんね!今日ちょっと早く帰んないといけなくて…」
「あ、そうなんだ!大丈夫だよ!ごめんね!」
これは本当に思って言っているのか、
思って言ってる気がしない、
「こちらこそ、ごめんねっ」
と思ってもいないことをまた返す、
これが、日常、いつものことだ
もう演技なんて、やめたい
なんてことは思ったことはない
―――なんて言ったって、自分を守る一番の手なんだから…
第一節 いつもの日常 End.
こんにちは、
冷泉 薫です、
第一節をお読みいただきありがとうございます、
序章を投稿してから、第一節を投稿するまで時間がかかりすみません、
頑張って書きますので、読んでくれると嬉しいです、
冷泉 薫