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序章 夢じゃない世界
――チリチリチリッ、チリチリチリ
鳥のさえずりが、聞こえる
ただ、それだけだった
ほんとうにそれだけなのに
僕は胸がしめつけられる
ふっと目を閉じると、
あの時のことが、鮮明に蘇る
そして、あの… そう
鳥のさえずりを一緒に聞く人は、もういないんだと
改めて、植えつけられる
そして、改めて、後悔が襲ってくる、
もう遅いって分かってるのに、後悔が襲ってくる
お願いだから、やめてくれ、
と言っても、もうそれも遅いだろう
すべてが、「遅い」
もう嫌だ、嫌だ…
この時は、まだ知らなかった、いや分からなかった、
――――――――これから、あの人に会って、何かが起こるということ
そして、僕がどうなるとということ を
皆様、こんにちは、 冷泉 薫です、
この話を読んでくださってありがとうございます、
この話は、自分が、今まで書き留めていたこと、思っていたことを全部いれました、
まだ、エピローグですが、これから、たくさん書いていきたいと思います、
応援してくれるならよろしくお願いします、