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怪奇十三話  作者: 杉勝啓
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第五話 怖いおねえさま

今は昔


ある姉妹がいました。

妹は愚鈍なタチでしたので、いつも姉に叱られていました。 

その妹をいつもかばってくれたのはとなりのおばさんでした。


ある年、妹は病気になりました。姉は世話をしてくれましたか!病人なのに妹につらく当たりました。 

妹は姉を恨みながら亡くなりました。

葬式などはとなりのおばさんが取り仕切ってくれました。


しばらくした、ある夜のこと、妹は幽霊となり化けて出ました。妹が化けてでたのはとなりのおばさんの家でした。おばさんは言いました。

「私は恨まれる覚えはないよ。あんたにつらくあたっていたのはお姉さんだろ」

妹の幽霊は言いました。

「だって、おねえさまは怖いんですもの」


おわり


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