エルさんの修行
完結後、読んでくれているのに驚いております。
少し番外を書いてみました。
不定期に書いておこうかな?と思っています。
僕は、エル。
最高神を両親に持つ神子だから、皆僕に優しい。
でも、他の神々が本心なのか、親神を気にして親切にしているのか分かるんだよね〜。
だから、全く信用も出来ないし、嬉しくもない。
でも、そんな僕の心の支えが双子で我が愛しい半神でもある妹神子と、母神のババァが唯一僕にとって嬉しい贈りものをしてくれた可愛い弟神子。
父神が違うとか、そういうのには興味がない。
僕が自分の可愛い妹弟と認められるかどうかなんだよね、僕の基準は。
妹は生を受けた瞬間から一緒だから、全く問題ないんだけど、最初に弟の存在を知った時は正直微妙な感情を持ったんだよ。
でも会ったら、傷だらけの可愛い竜だったんだよ。
もっと早くに会わせてくれていたら、僕と妹で助けてあげれたのにって腹立たしかったから、若作りババァとはそれから喧嘩ばっかりしてる気もするけど全く問題ないよね。
だって、夫婦仲が良くてもさ、父神は異常なほど僕たち双子神子を溺愛しているからさ。
親神の愛情は、嫌になるぐらい貰っていたからね。
このままゆっくりとあまり変化なく過ごすのかな〜って思っていたんだけど、そうはいかなかったんだよね。
妹は落ちし神になりかかるし、弟はいつの間にか仲良しの神が落ちし神になるし、母神は心配のあまり弟を自分の使徒にしたんだよね〜。
僕も自由がいいから使徒になったけどさ、僕と違って親神に文句の一つも言えないから心配したんだけど、まっ何とか上手くやってるみたいで良かったよ。
後は、落ちし神にならないように禊中の妹に集中することにしたんだ。
見事に禊が終わったと思ったら、神になるっていうから僕も使徒から神に昇格する為の試練?もしくは修行?をしてるんだ。
我が妹ながら、次々に問題を提示してくれるから暇を感じることもないよ。
普段が僕達に激甘な父神だけど、修行中は全く別神になってしまったよ。
僕が望んでしていることではあるけどね。
<エルさん。ここの世界は、乾燥を体現しています。>
いや、見たら分かるよ。
僕の目の前には、砂漠しかない。
乾燥、いや誰も住めなくないかなこの世界。
僕も、父神もシールドを張ってないと居られない位の乾燥だよ、神がだよ。
まだ、僕は神ではないけどね。
<この世界に生き物が住めるようにしてみて下さいね。エルさんなら、出来ますから期待してますよ。あ、一つだけ助言を。この世界を創造したのは私です。勿論、生き物を住まわす予定などなく、この砂漠だけを楽しむ為だけの世界です。だから、全く何も無いですよ。あ〜、見たら分かりますが、砂だけは豊富にありますね。>
いや、笑顔で話さないで欲しいんだけどな。
う〜ん、僕が言うのもなんだけど神力が強すぎると意味ないことをするんだよ。
やだよね〜。
<エルさん、使徒のままでもユアさんとはいられますよ。まだ、戻れますよ。後悔はありませんか?>
≪は?もし使徒のままなら、僕はユアの使徒になるけどね。≫
<、、、頑張って下さい。会えないのは寂しいですが、時々は生存してるかの確認はします。>
≪いや、頻繁に確認しろよ。いざとなったら助けろ。≫
僕の言葉に、感動した様子の父神が目の前にいた。
意味が分からないんだけど。
<初めて認めてもらいました。お任せください。>
≪いや、今だけでいい、、、≫
<では、私は行きますね。いつでも、見てますからね。安心してください。>
≪いや、待てこの馬鹿、、、、≫
僕の話も聞かずに、転移しやがった。
今だけでいいんだけどな、逆に普段は見てほしくないんだけどな。
、、、深く考えるのはやめよう。
さて、この灼熱地獄に生き物ね〜。
僕は、少しだけ手の周りのシールドを解く。
ジュ〜って肉を焼くような音と共に、僕の手が焼き爛れる。
直ぐにシールドを張ると自然に手が元の状態に戻る。
いや、馬鹿神なんの為にこの世界を創造したんだ?
待てよ、生き物が住めるようにしろって話しだよね。
この灼熱地獄の砂漠を、だよね。
フフフ、この喧嘩かうよ。
、、、修行かな?
僕はね、頼りになるお兄様の座は死守するんだから。
待っててね、ユア。
黒もか?
黒は、もう一神でも大丈夫だと思うけどね〜。
今の黒をイジメ?れる神は、限られてるからね。
≪よ〜し、やるぞう!ユア、待っててね。≫
数多い小説の中から選んで頂いてありがとうございます。
良ければ下の星マーク いいね を押して頂けると嬉しいです。
ブックマークへの登録も宜しくお願いします。
作者のやる気と、モチベーションが上がります。




