兄妹ゲンカ
最近、ギリギリ投稿になってます。
神界篇、楽しんでもらえたら嬉しいです。
私の苦情でようやく気付いたのか、神力を最小限に抑えてくれた。
全く、相変わらずなんだから。
<あの世界の住人に神界の空気は、体によくないですよ。大丈夫ですか?>
いや、結界張れや。
娘の恩人、仲間に扱いがよくないよね。
エル達が、結界はってくれてなかったら、ビンタもんよ、本気で。
父神も、結界しているのを知っての上の発言だとは思うけどね。
≪父上、父上の住みし屋敷への移動をお願いします。あと、私の大切な方々なので、無礼を働きそうな神の排除もしておいてくださいね。お腹も空いたので、あの世界の住民が食しても害のない食事の準備もしてください。≫
他にも言い忘れてないかな?
何せ、みんなが神だから毒でも美味しかったら食べる悪食なのよね、実は神って。
自分達の身体には害にならないし、自然に浄化出来るからね。
あら?サージ達を見たら、硬直してるんですけど、なんで?
これは、みんなからの要望は聞けないわね。
、、、よし、エルに聞こう。
≪で、大丈夫かな?何か、忘れてない?≫
≪ん〜?大丈夫じゃない?≫
よし、さあ働け父神よ。
私とエルが、同時に父神を見た。
あれ?何か父、遠い目してる。
なぜだ?
<ハーッ、私を顎で使うのは、あなた達だけですよ。仕方ありませんね。エルさん、1時間後に転移をお願いできますか?娘の願い、完璧に答えなくてはなりません。>
≪、、、早く行け。1時間後に転移する。≫
<フフフ、お任せしますね。>
父神の嬉しそうな顔を見た私は、やはり、使うなら母より父だな、と実感しましたよ。
母は、厳しいとこがあるのよね〜。
父神が転移して行った。
私からの願い事を完璧にこなす為の1時間。
うん、待ちましょう。
父神の姿が消え、ようやく緊張が取れたのかケアが話しかけてくる。
「あの、最高神様を私用で使って大丈夫?」
≪≪全く問題なし≫≫
私とエルの声がハモったよ。
やはり、双子。
いや、私より兄神の方が父をいいように使っているよね?
≪ケア、大丈夫よ。嫌なら断ると思うし、私のお願いなんてエルから比べると赤子の我が儘よ。≫
「そうなの?そんな感じしなかったんだけど。」
ん?なんだろう?
エルが納得いかない顔で私を見てますが。
何か、文句ありますか?
≪僕より、ユアの方が我が儘なの!≫
≪は〜?どこがよ!貴方の方が、我が儘なの。急に、泳ぎたいから庭に川を作れとか、果物食べたいから色んな種類の果実園を庭に作れとか、大体その後私が大好きだったお花たちどうなったのよ。川とか果実園作りたかったら、ここみたいな草原に作れ≫
言ってやったわ。
私の色とりどりのお花達、敵は取るわよ。
≪庭からでるのは、イヤなの〜。というか、ユアだって我儘言ってたよ。≫
≪記憶にないわ。≫
≪忘れろっぽいからね。≫
≪失礼な。≫
≪≪イ〜ッだ。≫≫
私達の兄妹の言い合いに、確実に3人は引いていた。
黒さんは溜息混じりに、3人に説明していたみたい。
≪すまない。この兄妹はどっちもどっちなんだが、自覚なくてね。神力は半端ないからなのか、精神的に子供じみたとこがある。、、、この家族全員。≫
「「「分かります。」」」
≪ハーッ、せっかく1時間余裕が出来たので、何か質問があるなら答えるよ、何かある?≫
黒さんの大人の対応が、私達に対する3人の評価を著しく落としたことだろう。
おのれ、エルめ。
「質問よろしいですか?」
≪ユキ殿、どうぞ。あっ、何も無いのも駄目ですね。少しお待ちを。≫
黒さんが、いうとと同時に10人は余裕で座れるテーブルと椅子が目の前に現れた。
飲み物は紅茶しかなかったが、どうやら元の世界の獣人の作った最高級の紅茶。
人目で3人共分かり、嬉しそうにテーブルにつく。
「嬉しいわ。ここに来ても、この紅茶が飲めるとは思わなかったから。」
≪貴方がたには、姉が大変お世話になりました。≫
「「「、、、。」」」
私とエルの低次元の言い合いに、3人が思い思いの気持ちがあったようだ。
全く関係なく、私とエルはいかに相手が我が儘なのかを話していた。
私は少しぐらい我が儘かもしれないけど、でもエルよりましだから。
負けない!
≪さあ、私で答えらることは話しますので、遠慮なくどうぞ。中々?多分?そうそう機会はないと思いますよ。≫
「あのフタリは、どうすればいいんでしょうか?一応、現世での兄として気になるんですが。」
ん?
黒さんは一瞬何を言われたのか、直ぐに理解できなかった。
そして、アッって感じで納得していた。
≪あの兄妹は、あんなもんですよ。互いに自分の方が、しっかりしているって思ってますので。≫
「じゃ〜、いつも?」
≪多分。折角、1時間の猶予があったので、神界を少しは案内出来ると思っていたんですよ。、、、残念ながら愚兄姉のじゃれ合いで終わると思いますよ。申し訳ないですが、諦めて下さいね。≫
言葉の端々に呆れたように言いながらも、兄姉がに対する絶対的な愛情がにじみ出ていた。
三者三様に考え、私達を無視して黒さんに説明してもらうことにしたようだった。
猶予の1時間で、3人は黒さんが答えられる範囲内ではあったが、色々と情報を得た。
私は、エルと口喧嘩して終わった。
なぜ?
おかしいよ、なんでよ。
私が神界を、説明して案内したかったのに黒さん、ズルいわ。
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