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魔族領の変化

すみません。

投稿が少し遅れました。

ようやく、魔族領に入りました。

はい、空気が淀んで呼吸しにくいです。

う〜ん、勿論堂々と侵入は出来ないから、道なき道を進むことにはなってるけど、、、。


≪落ちし神が、結界を張っていますね。しかし、神から落ちた神力では、土地や空気に悪影響を与えることになったのか。それとも、無理やり土地から力を吸い取っているのか。≫


黒さんが、私の荷物を持ちながら話してくれた。

ちなみに、私はエルの背中に乗り、私の荷物は黒さんに運んでもらっている。

フッ、足手まといという言葉は不要よ、自覚は十分してますから。


「土地や空から力を取る?奪う?それは、精霊たちの生命を無理矢理に奪っているのですか?」

 

流石にエルフとして、許せないよね。

エルフは不器用だけど、自然との調和を第一に考える種族でもある。

風、土、水、火、闇、光と、自然現象を代表する六大精霊が存在する。

水から雪や、火から雷と、そこから枝分かれしているのか、いろんな精霊が存在する。

多分、私達が把握できてない精霊も存在すると思うけどね。

人間達のように夫婦になって増えるのか、偶然の産物なのかは、判明してないんだけど。

個人的には、両方の説が正しいと思うの。


自然、つまり精霊はエルフにとってかけがえのないもの。

エルフは自然と共に、がモットーだからね。

それを、無理矢理摂取しているとなると怒りもするだろう。


「でも、それなら精霊達も他の森の住人に助けを求めるのではないの?」

「確かに。私達のとこには来ないでしょうけど、森の住人達、この近くに住む住人に助けを求めなかったのはなぜ何でしょう。」


ケアと兄が疑問を持って話し始める。

確かに、一体でも助けを求めたら住人は動く。

森に住む者達が、力を合わせて助けてくれる。

それが、人との違いだと思う。


≪多分〜、精霊達は騙されたの〜。≫

「エル?騙すって?」


また、エルの爆弾発言が、、、。

説明は黒さんに任せてほしいけどね。


≪ユア、失礼なの〜。プンプンなの〜。あのね〜、精霊達は〜、落ちし神がまだこの世界を管理する神だと思ったの〜。でも〜、若作り女神に〜、変わってたの〜。だから〜、求められるままに力を貸したの〜。気づいた時には、瀕死の状態まで力を摂取されてたの〜。人間でいう危篤状態なの〜。≫


エルの説明で理解出来た。

成長してるんだね、ちょっと驚きました。

というか、落ちし神って何がしたいのかな?

この世界を愛してたから、管理できなくなった事に納得できなかったんだよね。

その世界を自分から壊すなんて、おかしいわ。


「落ちし神の目的が分からないな。」

≪神は、落ちし神になった瞬間から闇に染まる。この世界の管理者である女神に少しでも対抗するために、精霊達から力を吸収したのかもしれない。≫


サージの質問に黒さんが答えた。

対抗?あの女神に?

無理でしょう。

性格はエルと似てるから油断しそうになるけど、神力は半端ない。

私でも、分かるもん。


「いや、あの女神様には敵わないだろう。この世界の精霊達から力をもぎ取っても。それは、私達でも分かるのに、なぜ?」

≪この世界を渡すくらいなら、自分の破滅の道連れにして消失するつもりかもしれない。≫

「「「「迷惑な!」」」」


なんて、自己中なのかしら。

可愛さ余って憎さ百倍とはいうけど、勝手に落ちし神になったのに道連れにしようとするなんて、酷い話だわ。

でも、話を聞いてると酷い落ちし神なのに、神も女神も腹立たしさを感じていない。

むしろ同情的なのよね。

なぜかしら?

考えても分かんないけどね。

な〜んか、嫌な予感がするのよね。

夜でもに、誰かに相談しようっと。

3人共に、私の信頼度は抜群だからね。

この相談に使徒の二神は含まれません。


何か進めば進むほどに、息苦しいわ。

私はエルの背中に乗ってるから大丈夫なんだけど、3人は大丈夫かしら。

皆、体調が悪そう。


「ねぇねぇ、エル。」

≪な〜に〜?≫

「皆、疲れてるみたい。どっかで休憩出来ないかな?」


私の提案に、3人共に心無しかホッ安心したみたい。

使徒とは違って、適応するのは難しい。

この世界は、生き物には優しくない。

落ちし神は、本当に神を捨てたのかな?

心の鍵が、また軋みだした。




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