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使徒の意味②

今回もギリギリになりました。

間に合ってよかったです。

≪ユア、見つけたぞ。≫


衝撃の告白の後の、エルの登場。

う〜ん、最高神と、上位の女神様の子供が、、、。

やっぱり、子どもは育て方が大事なのね。

将来もしも、結婚出来て、子供を授かったなら覚えておかないと。

エルとは距離を保たせなくては、最高神とも。

アホの子になってしまう。


≪ユア、よく分からぬが、我に対して失礼な事を考えているのは分かるぞ。≫

『ユアさん、お久しぶりですね。』


あれ?名前を呼び始めた?

何か前に名前を呼ぶと支配する、みたいなこと言ってなかった?


「あ〜、私を支配しようとしてる?、、、エル、攻撃しなさい!」

≪任せるのだ。≫


私の言葉を受けて、エルが最高神に向けて攻撃するために自分の神力を高める。

私は全くスゴさが分からないけど、他の人の顔色は悪くなったわね。

でも、エルって神に勝てないって言ってたわね。

やだ、役立たずね。


≪失礼な、やれば出来るかもしれぬ。≫


神は微笑みが変わらず、いたずらっ子を見てる優しい目をしてる。

勝敗、ついてるじゃん。

負け負けだよ、エル。

ん?あっ、女神様が、再び盤若になったわ。

そのまま、ゲンコツでエルの頭を殴った。

流石に痛かったのか、半泣きのフェンリルが出来上がってしまった。

、、、可愛いわね。


『この馬鹿め!いい加減にせぬか。何歳になったのじゃ。』

≪若作りババアめ!、、、神よ〜、虐めるのだ。助けろ。≫


エルって、エルって我儘っ子だったのね。

さっきまで攻撃しようとしていた神に、今度は助けろって普通に言うあの神経の図太さ。

薄々、いやすみません前からわかっていたけど、確信に変わったわ。

親の教育って子供にとって大事なのね〜。


『暴力に訴えるのは良くないですよ。貴方も、私と同じ最高神の一神なのですから。可愛い使徒の我儘で、そんなに目くじらを立てるものではないですよ。』


あっ、駄目親だ。

本当に、神様ってヤバい神なのね、アホにしか見えない。

それから、親子?家族?よく分からない話し合いが始まり、終った。

私達は、ゆっくりとティータイムに突入しました。

ケア自慢の紅茶とミト自慢の食器で、優雅なひと時となりました。

何に驚いたかって、見た目は美しい食器が、リザードマン、ケンタウロスなど腕力自慢の方々が、力を気にせずにあつかえる食器に感動していたことだ。

なんなら、何処で買ったのか尋ねていた。

里で待つ、奥様や恋人に贈りたいって。

ミト、それだけで生計たてれるよね。

職人気質のドワーフ達は、興味津々でケアに聞いてるけど、答えてあげれる情報は何一つ持ってはなかった。

勿論、私も同様です。

はい、名前だけの主人です。

逆にミトの謎が増えただけだったけど、信頼は出来るからね。

話したくなったら、話してくれると思ってるから、敢て私から聞くこともないかな。


≪若作りバハアに虐められた。慰めてよいぞ。≫

「ハイハイ。」


夫婦喧嘩?妻のヒステリー?も収まったようで、何よりです。


『すまぬ。要らぬ時間で待たせたのじゃ。』

「大丈夫です。私の自慢の紅茶も、新しい顧客が出来ましたので、有意義な時間と成りました。」


商売してたのか。

兄と離れて森の住人の方々と話してるから不思議に思ったら、ケアらしい。


『今回、竜の里にまでそなた等を呼んだのは、あまり具現化するにはあの世界は脆いのじゃ。我一神なら問題ないが、最高神まで具現化するとなると世界に無理がいくからのぅ。すまぬな。』 

「私はエルフの次代として、竜の里に足を踏み入れた事を誇りに思っております。私達もまだまだ修行しなくてはと、実感でき天狗の鼻をおれました。よい勉強になりました。」


サージの言葉に、皆一緒に頭を下げた。

何か、サージかっこよかったわ。

うん、次代って感じ。

女神様も、笑っていらっしゃる。

馬鹿親子は、、、見なかったことにしよう。


それから、なぜこの世界の女神様が落ちし神になったのか、詳しくは話してくれた。


元々真面目な新米女神だったらしい。

始めて与えられた世界の管理にも、一生懸命だった。

そんな可愛い女神が、ある一神に恋をした。

淡い初恋だった。

その神には既に、伴侶となる女神さまがそばにいた。

一神は、神々の頂点である最高神の中でも、最も輝かしい絶対神。

一神は、女神達を束ねる最高神。

お似合いの二神と神界でも、憧れの存在であった。

ニ神は、子供まで儲けていた。

神々は、永々の生の中に存在するため、あまりお子をもうける神は少ない。

また神力が弱ければ、もうけることも出来ない。

その神子様も、両親に負けぬ神力を持っていた。

だが、神子様は神になることを拒み、使徒になる選択をした。

最高神が、神子様がお側にいることを強く望んだためだ。

神子様も、自由気ままに生きることを望んだ。


そんな三神を、遠くから見るだけで十分幸せであった女神に、思いも寄らない話しが聞こえてきた。


「ちょっと待った!」

『どうしたのじゃ?』


私は恐ろしいことに気付いたのだ。


「落ちし神、趣味悪い!神様に惚れる要素は、皆無なのに。」


私の不敬な言葉に、部屋の中が沈黙に包まれた。

馬鹿親子は、何か遊ぶのに忙しいみたい。

ハーッ、やっぱり惚れる要素ない。


『ほんに、失礼な子じゃ。そこも、あのバカどもが気に入っているのかもしれぬがな。』


笑いながら、女神が話した。

普通にしてたら、本当に美しいわ。


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