表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

36/68

竜の里への道①

なんとか森に戻って来ました。

話しが長くなり、次でも里に着けてないかも。

応援よろしくお願いします。

「黒さん、竜の里はまだですか?」


私は、ユニコーンさんの背中から話しかける。

確かに、自力歩行をしてない私が文句を言う資格はないかもしれない。

でも、キャーキュを出発してから3日は経った気がするんですが、本当にこの森広いのね。


≪すまぬな。普段は本来の姿で空から出入りしておったので、歩きでの感覚では遠かったな。≫

「いえ、ユニコーンさんの背中に乗ってる私が、我儘を言ってしまってすみません。」

≪黒、ユアをイジメたら、メッなの〜。≫

「おだまりなさい、この馬鹿エル。」

≪黒〜、ユアがユアが僕をいじめる〜。≫

≪は〜、少し落ち着きなさい。姿に引っ張られるのか、元々そうだったのかは分からぬが、少し幼くなったようですね。≫


黒さんの言葉にエルってばショック受けてるんですけど?

受けてることに、驚くわ。

なに?あなた、ひょっとして自分の子供のような態度に気づいていなかったの?

そこに、驚くんですけど。


「あら、ユアは知らなかったの?」

「ケア、何を?」

「竜の里は、基本竜以外を拒絶するのよ。」


何じゃそれは?

里が拒絶って、里に意思があるの?

聞いたことないんですけど。


「そっか、ユアは知らなかったんだな。私達森の住人にもよく分からない仕組みなんだが、竜の許可なく里への侵入は出来ない。だから、俺達も初めての訪問になるな。」


サージ達エルフでも無理だったのか。

、、、というか、元々私はエルフと獣人の里以外行ったこと、というか行く事を許可されたことないなぁ。


≪成る程そう解釈されていたのか。成る程、外の意見は新鮮で面白い。≫

≪違うの〜、ユア、間違いなの〜。竜の里に行けないのは、単に今のこの世界の管理者が我儘なの〜。僕は、会いたくないの〜。ひどい神なの〜。い〜だ。≫


エル、微妙に解りにくい解説ありがとう。

少し黙っていてもらえたら嬉しいな。


≪ユア、冷たいの〜。ひどいなの〜。黒〜、僕可哀想だと思うの〜、慰めて〜。≫


すごい、育児のプロかしら?

黒さん、あなたをエル担当の飼育者として採用したいわ。

ついでに、神の飼育もお願いしたい。


≪ユア殿、飼育?しかし、どっちみち無理だ。エル殿でも手に余るのに、最高神には何も出来ない。、、、お断り致します。≫


「≪なんで〜?≫」


いや、エルお前が意見するでない。

というか、私の心の声は黒さんにも聞こえているのか。

ヤダ、レディとして恥ずかしいわ。


≪≪レディ?≫≫


完全に話がそれてしまった。

話を戻さなくては!


「えっと、何の話してたっけ?」

「ユア、兄として少し悲しいな。、、、竜の里への出入りの話だ。」

「そうそう、で、竜の許可で里に入れるわけではない?」

≪そうだ。なんと説明してらよいか分からぬが、一頭の竜の許可、力では元々里に入れぬな。≫


あら?森の住人達が驚いているわ。

ということは、許可云々は森の住人の間では定説なのね。


「お話を折るようで申し訳ないが、森の住人の一人が竜の背に乗って竜の里に入れた、という言い伝えは間違いだったのだろうか?」

「確かに、私達の里でもそう言われているな。」


ケンタウロス、リザードマン達が質問してくる。


≪ん〜?あれ〜?僕の記憶では、誰も里に侵入してないけどな〜、あれ〜?寝てた〜?≫


エルの記憶にはないのか。

うん、問題ないな。

普通に興味なくて忘れているパターンでしかない気もするし、やはり、問題なし。


≪ユア〜?段々と僕の扱い酷いなの〜。≫

「エルを知れば知るほど、もっと酷くなると思うわ。」

「ゴホン、話を戻させてもらうが、黒の使徒様。森の言い伝えは、誤りなのでしょうか?」


サージも黒さんに、質問する。


≪、、、いや、多分、なんというか、、、誤りではなく、

事実ではあるんだか、、、≫


珍しい、黒さん言い淀んでますけど。


≪あ〜、分かった〜、ユア、僕はわかったよ〜。≫

「よし、少し静かにしていようね、いい子だから。」

≪ぶ〜、なの〜。正解分かったのに〜。その竜が黒で、背に乗ってたのは我儘神なの〜。間違ないの〜。大正解なの〜。≫

「「「「「は?」」」」」


エルの言葉で、皆が黒さんを見つめる。

ため息をつきながら、黒さんも答えてくれた。


≪正解。≫

≪やっぱりなの〜、ユア、僕を褒めて〜。≫


待て待て待て。

竜の背に乗っていたのは、神だったって、神話?

神って、この世界に具現化出来るの?

、、、やだ、エルが増えるじゃない。

困るわ。


≪簡単には、というか普通は神の具現化は出来ない。力のバランスが崩れるからな。しかし、この世界は先程も話した通りに、強化されている。最高神とその使徒によって。つまり、神の具現化は他の世界よりは、発生できやすい。、、、残念ながら、最高神も多分具現化出来ると思われる。ま〜、長時間は無理だと思うが。、、、周りの神々も止めるとは思うが、、、≫


「なんと、神様が来られていたのか。」

「なんということだ。」

「この世界の神様が、、、」


私以外の皆が、よく分からないけど感動している。

竜、黒さんの背に乗ったのが森の住人でなく、神様でその姿を確認できた先祖さんに、感動しているのかな?

いや、よく考えて。

今さっき、ケアが黒さんの背に乗ってましたけど、無かったことになってませんか?

多分、黒さん気分次第で背中乗り放題な気が、、、。


≪ユア殿、さすがエル殿の愛し子。、、、大変、失礼な発言が似ておられるな。≫


ため息混じりに暴言吐かれましたけど。

エルには似てません!

全く、似てないんだから発言の撤回を求めます!


数多い小説の中から選んで頂いてありがとうございます。

良ければ下の星マーク いいね を押して頂けると嬉しいです。

ブックマークへの登録も宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ