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魔族の尋問②

少し説明っぽい話になってしまいました。

そろそろ、獣人の里編も終わりそうです。

どのような形での質疑応答ぎあったのかは、私とケアには分からないけど、成果はあったみたい。

やはり、亀さんは落ちし神の元に居た。

亀さんは、多分抵抗していると考えられた。

でも、時間の問題だろう。

誘惑の相手が、自分を創りし神なのだから。

魔族は、自分達の信仰の対象である落ちし神の示す道に突き進んでいる。

元々、他の種族との交流を良しとしないので、考え方も偏りが激しいような気がする。

私の考えではあるけどね。


獣人の里を襲った魔族は、一応魔族の王族?らしい。

エルフと魔族のトップが、殴り合い。

子ども同士の喧嘩みたい。

レベルが低いよね〜。


けど逆に、あの魔族の扱いにも困ってるみたい。

無罪放免にするわけにもいかないからね。

なぜ亀さんの使徒の姿で里に来たのかは、本人にも分からないみたい。

落ちし神の指示みたいで、別に何かをしてこい、みたいな指示もなく、ただ里にその姿で行けって感じだったみたい。

自白の魔法をかけたと思うから、嘘はないと思うけど意味不明。

亀さんの姿で言ってたのも、勝手に自分の考えみたいだしね。

落ちし神が何を考えての指示なのかわからないみたい。


「ネェネェ、あの魔族どうするのかな?」

「う〜ん、難しいよね。ほら、無罪放免も出来ないけど罰を与えるほどの事も何もしてないのよね。単に里の前に来て、意味不明な事を話していただけだし。いっそのこと、攻撃でもしてきたならそれなりの対応ができるんだけどね。半端なのよ。嫌になるわ。」


成る程ね。

確かにそうだよね。

元々、交流のないとこだしね。 

今は、ケアと2人でケアの私室で待機中。

他の人はまだ、今後のことについて話し合いをしてるんだ。

一応、分かったことを報告してくれたんだけど、また私達は蚊帳の外。


「あれ?そういえば、エルはどう思う?」


すっかりリラックスしているエルに話をふってみた。

亀さんには好意的だったのに、心配じゃ〜ないのかな?

あんまり興味ないみたい。

変なの。


≪だって〜、神と使徒の間には、二神にしか分からない何かがあるの〜。≫

「ふ〜ん、エルとあの神様みたいに?」

≪ブ、ブ〜。他の神と使徒の話なの〜。僕は、イジメられてるの〜。可哀想なの〜。≫

「、、、ごめん、話を戻そう。で、間には入れないって?」


失敗失敗。

エルと神様の話になるとまた、脱線するとこだったわ。

一人で、空想の神様と戦ってるみたい。

空想なのに、負けてるエルが可愛い。

やはり、まだまだ親には勝てないってことかな?


≪また、負けてしまったの〜。本当に、わざと負けてやることも出来ないの〜。大人げない神めなの〜。疲れたから寝るの〜。≫

「ストーップ。寝るのは早いわ。」

≪なんでなの〜?≫

「説明してよ。どういうことかしら?神と使徒には、何かあるの?」

≪勿論なの〜。だって、僕の身体を造ったの神なの〜。≫

「それは知ってる。、、、う〜ん、人間の親子とは違うの?その関係は?」


私の言葉に、何が楽しかったのか目を輝かしていた。

私の質問のなにが楽しかったのかしら?

今度は、一緒にいるケアが質問をする。


「つまり、人間、いえ殆どの種族がそうですが、産み落として、違いますね。造って終わりでない?」 

≪フフフ、前も話したの〜。全て、自分の神から与えられているの〜って話したの〜。≫

「「全て?」」

≪そうだよ〜。逆に今、神が僕の消失を願えば、消えちゃうの〜。、、、神が、消失しても僕も消えるの〜。でも、僕が消えても神は消失しないの〜。不公平なの〜。≫


思った以上に、神と使徒の関係は密なようだわ。

私達は、勿論親を大切にするけど、私達の全てを支配出来ない。

でも、神と使徒は違う。

エル達は対等に見えたけど、神がそれを望んでいるからこその関係なのかもしれない。

じゃ〜、神の力を使徒に行使したら、抵抗出来るのだろうか。

無理だよね。


「ユア、先々を今は考えるのをやめましょう。男性軍の話し合いの結果に納得を出来なかったら、一緒に反旗を立ててやりましょうよ。だって、私達は部外者ではないわ。私は戦える。ユアも、使徒様がいらっしゃるから大丈夫だもん。」


そうだよね。

私はまた、流される方に向かっていた。

なんの力もなかったけど、今は、エルがいる。

きっと私の事を守ってくれるし、戦ってくれる。

他力本願すぎだけど、仕方ない。

私は弱いから、出来る事は限られている。

でも、エルが私を助けてくれる。

私は中々お返しできなくて、ごめんね。


「うん。、、、ケアが姉さまで良かった。」

「フフフ、最高の褒め言葉だわ。」


話し合いの終わりを告げる鐘が、なった。

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