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魔族の尋問①

今回は、少し短めです。

宜しくお願いします。

「さて、魔族君。君の名前を教えてくれる?」


そう、まずは名前を教えてもらってから、お互いのことを知っていく。

王道のシナリオだわ。


「、、、ユア、アホなのか?」

「お兄様?私は、アホではありません。アホは、喧嘩を始めたこのエルフと魔族です。」


そうあの後、この2人は取っ組み合いの喧嘩を始めてしまい、その場にいた方々に羽交い締めにされ、サージはゲンコツを頭にもらい、魔族はローブでグルグル巻きにされた。

サージ、あの短気さは長に向いてないとおもうな〜。

すぐ、小さな争い事が大きくなりそう。


「その通りよ。ユキ、アホはこの2人よ。」 

「さすが、ケア。分かってるわね。」

「当然よ。」


私達は、熱い友情で結ばれている。

兄とサージの冷たい目か気に入らないけど、ここは軽く気づかなかった事にしようかな。


「いいんですけどね。私の婚約者がケアだってバレない方が良かったような気がするけど。仕方ないか。」

「そうよ。私は、ケアの恋愛相談をされていたの。相手がお兄様とは、思わなかったわ。」

「でも、ユアのアドバイスでユキと恋人になれたのよ。中々、気づかなかったのはショックだけど感謝してるわ。ありがとう、親友。」

「えっ、夜這い?アドバイス?、、、ユア、後で話があります。いいですね。」


エッ、ヤダ。

私は、知らないわよ。

妹扱いされてるっていうから、女は度胸よ、押し倒せ!ってアドバイスしただけなのに。

実行したのはユアであって、私は関係ないと思うわ。

絶対に、説教反対!

結局、上手くいったんなら文句言うな。

逆に感謝しなさいよね。


「すみませんが、捕虜の尋問は?」

「「「「すみません。」」」」


普通にエルフの騎士に注意されてしまった。

サージまで、頭さげてた。

貫禄ない、時期長だわ。

って、時期領主もいたわ。


「ゴホン。で、君はどうして使徒の姿になっていたんだい?」

「知れねーよ。」

「本物の使徒様は、魔族領におられるのか?」

「知らねーよ。」

「君は、何もつたえてもらってないのかな?」

「知らねーよ。」


話になりません。

このまま、素直に話さなかったら自白させる為に、魔法で強制的に話すようにされると思う。

その魔法は、精神を操るから後遺症が残る可能性が高い。

勿論、素直に答える方かほとんどいないとは思うけど、できたら自分の意志で判断してほしいな。

私は、その場には居ないとは思うけど。

半刻は、同じようなやり取りを繰り返していた。

多分、魔族も最後は自白させられるのをわかってはいるけど、敵に話すことはないって感じなのかな?

名前さえ教えてくれない。

名前聞いてるのは、私だけなんですけどね。


「ユア、ケア。一度ここから離れてくれるかい?」

「お兄様。私も亀さんの事を聞きたいです。」

「私も、亀さんとの付き合いの長さでは私が一番長いのよ。ここにいさせて。」


なんか、私達2人以外で話し合った結果、やはり駄目だった。

その代わり、必ず魔族からの話を伝えてくれると約束してくれた。 

今はそれを信じるしかないよね。

私とケアは、一緒に外に出ることにした。


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