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落ちし神の使徒②

何とか投稿出来ました。

良かったです。

それは、先日見た亀さんでは無かった。

体の大きさは大差ないけど、雰囲気が真逆になっていた。

周りをなんというかホンワカと、優しさに包んでくれていた亀さんがそこには居なかった。

身体全体から漂っている薄暗いオーラ。

これが、落ちし神の使徒の姿なんだろうか?

衰弱していたのが嘘のようだ。


でも、亀さんはこんなの望んでなかったよね。

、、、多分、あのまま自然に任せて消失したかったんだと思う。

使徒は、自決は出来ない。

自分の仕えた神様が、闇落ちしたのも認めたくなかったのかな?

他の神様や使徒に助けを求めることが、出来なかったのかな?


≪我が主君である神様からの伝言を伝える。≫

「伝言?」

≪そうだ。我が神は、どの神より寛大である。この小さき世界の生き物達の声も聞いている。天界に座すだけの神達とは違うのだ。≫


全くの別の使徒に変わっている。

元の亀さんからは想像も出来ない、上から目線の話し方なんですけど。

謙虚な亀さん、どこいった。


≪この里の獣人共は、我を助けた。故に、我が神が、チャンスをくださった。≫

「チャンス?」

≪そうだ。我が神の傘下に加わる栄誉だ。ちっぽけな一つの世界の生き物なら本来は、傘下には出来ぬ。だが、寛容な我が神のお言葉だ。有り難く思え。≫


全く、魅力のない誘いだな。

有り難くもないし。

誘われているのは、獣人の里だけなんだろうけど。

エルフと人間は、除外されているのかな?

、、、除外されてこんなに嬉しいこともないな〜。

でも何か、違和感があるのよね〜。

この亀さん、本当に亀さんかな?

何かおかしい。

、、、エル、聞こえてるよね。

返事は、しなくてもいいよ。

この亀さんもどきに、攻撃出来るかな?

勿論、こちら側に衝撃がこないように守ってね。

守れんなら、さぁ~、攻撃して。

もし、本物でも同じ使徒だから、大丈夫でしょう。


≪本当に面白い。面白い。愛し子の願いを叶えるのが、我の喜び。≫


エルが大人になっていた。

エルの周りに竜巻の子供が沢山出来ていた。

でも、約束通り私達の周りには保護がかかっているのか、全く影響無し。

使える、使えるよ、エル。 

ちょっと、使える時と使えない時の差が激しいけど。


エルの周りにいた竜巻の子供が、一つエルの周りから離れた。

それほど離れていた訳では無いが、徐々に大きくなっていく。

というか、この竜巻君そのままの位置で大きくなってない?

エルも他の周りの竜巻の子も、何の変化もなくその場に佇んでいた。

これ、エルの保護なかったら空に向けて散歩してたな。

重症のおまけ付きで。


≪な、な、何をする。今すぐやめよ。≫

≪無理だな。そなた、なぜ使徒の真似をしている。≫

≪な、な、何をいう。我は最高位の次の席に座りし神の使徒ぞ。今なら無かったことにしてやろう。この風をとめよ。≫

≪面白き事をいう。ソナタが、誠に使徒ならたいした力でもあるまい。自分の力で対処出来るであろう。≫

≪く〜。≫


竜巻は、勢力を強めながら広がり亀さんの使徒のいる場所まで達した。

なんで、逃げなかったのかな〜って思っていたら、何か亀さん地面に足埋まってますけど。

あれも、エルの仕業かな?


亀さんの姿をしていた者は、竜巻の風には逆らえずに竜巻に巻き込まれグルグル回ってますけど。

ついでに、亀さんの姿してませんけど。

、、、竜巻の中の元亀さん見てたら、酔った。

おぇ〜。

気持ち悪い。


≪ユアよ、真面目な場面だと思うんだが。≫

「分かってるわよ。けど、目が回ったから仕方ないでしょ。」

≪は〜。≫


エルはため息をしながら、再び子犬に戻った。

本当に、大人のエルでいるのは少ないのね。

でも、さっき最高神の次の席の神って言ったら、結構どころか高位の神様だったって事?

何かこのお馬鹿親子、落ちし神になった原因ではありませんように。

何か助けられてるけど、騒ぎにも巻き込まれてる気もするわ。


竜巻の勢力が無くなった後には、魔族がいた。

なんで〜?

魔族は分かりやすくて、黒髪黒目、ミミがとごっていて頭に二本のツノがある。

何と魔族とエルフは、実は元は同じ種族だったらしい。

両方みみ尖ってるし、美形だしね。

長寿も一緒か。

、、、仲はメッチャクチャ悪い。


「なぜ、ここに魔族がいるだ。」


サージが、怒ってる。

というかエルフ達が急に、鼻息が荒くなる。 

ま〜、魔族も大差ないけど。


「うるさい。なんで獣人の里に馬鹿エルフがいるんだよ。エルフは、里で大人しくしてろよ。」

「お前達が拝めている落ちし神が、我がエルフの里に手を出してきたんだよ。」

「は〜、知らないし。関係ないわ。ともかく、里へ帰れ。」


延々と、喧嘩を始めたアホが一匹、アホが二匹。

虚しい時間だけが、すぎていく。

うん、ひとまずこの魔族は捕獲して、話を聞こう。




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