喧嘩の後始末
ようやく、獣人の里に話になりました。
楽しく読んでくれると嬉しいです。
意味のない嵐は、三日三晩続いた。
≪ムカつくの〜、神にまた負けたの〜。ぷ〜なの〜。神のバ〜カなの〜。≫
嵐が止んだら、馬鹿使徒が帰ってきた。
帰ってきたら、うるさくなった。
怪我したり、気落ちしたりしてないか心配した気持ちを返してほしい。
あの神様が負けるのも想像出来ないけど、エルも似た感じがするのよね。
勝者感が半端ない2神だからね。
でも親子喧嘩なら、基本親が勝つかな〜って思って心配した。
無駄だった。
「元気そうで良かったわ。」
≪心配してくれるの〜?優しい〜、嬉しいなの〜。≫
「そう?、、、で、この親子喧嘩で被った被害をどうするつもり?」
そう、嵐が続くと被害が出る可能性が高まる。
家々や、自然破壊は駄目だ。
自然発生は仕方ないけど、今回は故意。
ならば、やることは一つ。
この親子に責任をとらせよう。
≪ん〜?責任〜?≫
「そう、心の声に対する返信ありがとう。で、あなた達勿論、責任とって被害があったところにお手伝いに行きなさいよ。」
≪ヤッなの〜。≫
「い、き、な、さ、い。」
≪神〜、もう、許さないからなの〜。≫
八つ当たりしながら、被害にあった獣人の方々のお手伝いに奔放するフェンリル。
多分、ここだけではないと思うけど、反省をさせないとね〜。
手間がかかる親子だわ。
獣人の里に来て、ようやく動けるようになった。
来たばかりの時は、異常気象の対応に追われていたので、エルフの方々もお手伝いしていた。
私は、安全性が確保出来ないので別行動になり、獣人の長の館で女性達のお手伝いしていた。
よし、ここ以外のアフターケアは、神様の仕事だわ。
どうせ覗き見しているんだから、それぐらいはしてもらわないと。
『仕方ありませんね。』
やはり、ストーカーしてたな。
フフフ、神様の了解がもらえた。
どういうかたちになるのかは分からないけど、悪いようにはならないでしょう。
頑張ってね、二神さん。
獣人の里か。
本当に久しぶりだな。
何か用事がある時は、私がエルフの里に。
兄が獣人の里に。
そうなると、獣人の里には中々来ることがなかった。
そういえば、最近獣人の姫であるケアとも会ってないなぁ。
今から話し合いがあるから、久しぶりに会えるかな?
「ケアも出席する?」
私を道案内してくれている、豹の獣人の騎士に話しかける。
久しぶりに会えたら、嬉しいな。
「、、、すみません。多分、出席なさらないと思います。」
騎士の方が、申し訳無さそうに答えてくれる。
そういえば、最近会ってないな。
キャーキュ領内にも顔を出さないし、何処かで好きな人が出来たのかな?
ケアは、一途そうだもんな。
振られても振られても、アタックを続ける。
好かれた相手は、最終イエスになるのかな?
そういえば、誰かは知らないけど片思いしてるって話を聞いたことがある。
好かれた相手は、ご愁傷さまです。
「まさか、結婚?、、、は、無いか。流石に結婚の報告くらいはしてくれるでしょう。ん〜?例の片思いの人と進展があったのかな?」
何か、私の独り言に豹君、体がビクビク反応してるんですが?
なんだろう。
変な獣人に、熱を上げてるのかな?
そういうタイプには、見えなかったけどな。
強さこそ全てって、獣人らしい考えの娘なので、チャランポランな男に騙されはしないと思うけど大丈夫かしら?
「久しぶりに会いたかったけど、留守なのかな?」
「はい!只今、外回りをしておりまして、ユア様にお会いできずに残念に思っておられると思います!」
「、、、そうかしら?」
「間違いありません。」
だったらもっと交流ごあると思うんだけどな。
まっいっか。
その後は殆が話すこともなく、話し合いの場に連れて行かれた。
「すみません。皆様、お揃いで。」
私が部屋に入ると、獣人の長や幹部たちは勿論、エルフの皆も既に席についていた。
ありゃ、遅刻かしら?
もう少し早く来るべきだったわ。
「いや、構わないよ。それより久しぶりだな」
「獣人の長、ご無沙汰しておりました。お元気そうで、安心いたしました。」
「ハハハ、子供の時のようにおじ様でよい。それに、堅苦しいのは好まぬ。普通にしておれ。俺達、獣人は自由を好む。フフフ、それを人間は動物とみなすらしいが考えを変えるつもりもない。階級を重んじるのは、人間だけだ。勿論、キャーキュ領がそっち側でないことは周知の事実だがな。」
「ありがとうございます。確かに、我が領土は人はもとよりエルフより獣人の里に近いような気がします。最近、姫がおいでにならなくて寂しいけど。お元気ですか?」
なんだろう?
姫、ケアの名を出すと獣人側の方々、静止もしくは挙動不審に陥るんですが。
何かおかしいわね。
サージの顔をチラッと確かめると、一見すると何もなかったような顔をしているのが、こちらも長い付き合いだ動揺しているのが分かる。
でも、ケアの事で私に秘密にしないといけないことがあるってことでしょう?
全く思い浮かばない。
気になるけど、獣人さん達の挙動不審が面白すぎて、もう少し観察しようかな。
「あ〜、何だその、ケアは〜、元気で〜、元気なので心配は無用、というか最近ケアに会ってないかな?」
「だから、会ってません。」
何、その信じられないって感じの顔は?
は〜、会ってないつうの。
「、、、ユア」
「なによ。」
「多分、いや絶対にケイと会ってるよ。確実に。」
「.サージ殿、それ以上言うと2人からの攻撃があるやもしれん。止めておきなさい。」
「そうですね。、、、ユア、ごめん。話せない。自分で考えて。」
意味不明なんですが。
ま〜、いっか。
仲間はずれは、いつもだもんね。
そのうち謎は、とけそうな気がするのよね。
そういう感は、よく当たるのよね。
「ゴホンゴホン。あ〜、先ずは自己紹介と言いたいが、皆顔見知りだから省く。すまない、サージ殿から分かる範囲で説明を頼みたい。」
サージから、エルから聞いた話しも混ぜながら、エルフの里であっことの説明を始めた。
本当はエルにも説明させたいが、あの性格は説明にむいてない。
、、、第一に、今は親子喧嘩の後始末が優先なのでこの場にいないけど。
数多い小説の中から選んで頂いてありがとうございます。
良ければ下の星マーク いいね を押して頂けると嬉しいです。
ブックマークへの登録も宜しくお願いします。
作者のモチベーションが上がります。
投稿を続ける力になります。
他にも短編も投稿しております。
よかったら読んでいただけると嬉しいです。




