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Endsieg ―エンドジーク―  作者: ハラミ
唐突な終わりに
3/5

客人と団員

 終戦すると、初めての日常に戻ることとなった。とはいえ、まだここは戦線である。いや、違うか。戦線であった、日常とはまだ遠い場所である。


 ピッという音と一緒に、メッセが一斉に送られるべき者たちに送られていく。これでひとまずは、私がやることは終わり。


「………暇…」


 無になりながら、ルカットに上がってくるニュースを指で流していく。


「なんだかなぁ…………」


 どちらにとってもいい終わりとは言えなかった。そのため、国民からの不平不満が一定数出ているらしい。


 少し、この戦争の始まりを説明しよう。


 まず、争っていたのは人族国家と女系国家たちだ。

 人族は、茶髪。女系は、女性の方が魔力が高く生まれる傾向にある三種族のとこで、紫色の魔女族、金髪の妖精族、水色の雪女族。しかし、元々は人族と魔女族の戦争である。


 次に、勃発理由。それは人族が発明した魔工学によるものだった。

 一つ、備考を。人族は魔力はあれど、魔法が使えない。それゆえ、彼らは長く冷遇されており、種族として独立し、国を持つまで奴隷として使役されていたこともあり、魔法が使えないことを憂慮し、克服しようとしてきた。その結果、最初に生まれたのは科学技術と言われるものであった。

 しかし、それは彼らを虐げていた者たちにより奪われてしまった。その事件自体は、世界をより良くし、発展させてくれたが、人族にとっては屈辱的ともいえる事件であった。


 その後またしばらくして、人族にとっての悲願である魔法、それを技術によって引き出すことに成功した。その集大成が、魔工学である。


 その技術を再び、強奪されかけるという事件が起こった。その過程において、魔女族の誰かが人族の研究者を殺すという事件が起きてしまった。

 魔女族は最後までそのような事実はないと、否認し続けていたが、結果として戦争は引き起こされてしまったのだった。


 これは驚くべきことだった。今まで劣等種とされていた人族が、大国である魔女族に歯向かったのだから。

 だから、世界は当然すぐに片が付くと思っていたが、そうはならなった。

 以外にも、形勢は魔女族が不利となり、女系と言われる他二種も巻き込んだ大きな戦となったのだ。とはいえ、魔女族以外の二種は、実はまだ金銭的な援助以外のことはしていない。本格的にかかわる前に、終戦となったからだ。


 …まさか、負けのような終わり方になるなんて思ってなかっただろうな


 魔工学という力は、我々の想像以上のものだったというわけだ。


 悔しそうな顔あるいは少々安堵したような顔で国へと帰ってゆく、国家兵たちを横目に、私たちも帰り支度をする。ここ残るものは、国家兵の誰かだろう。ここを廃棄するにしろ、守備固めするにしろ、我ら傭兵・実行部の仕事ではない。傭兵として役割は終わりだ。


「ナナ兄? 支度終わってる? そろそろ引き上げ…………なんで、戦車のメンテなんかしてるの? それ、もう、ナナ兄の触っていいものじゃないんだけど」

「…………俺が愛情込めて、かわいがってきたのに」

「……それよか、はよ帰ろうや」


 それはそれは悔しそうな顔で、未練がましい顔で最後のメンテを終えたナナキは、一応支度は終わっているらしい。


 自身は勿論、アイザックやアルフレッドも支度は済んでいる。監督すべき者たちは準備を終えていることを確認し、他の団からの報告を待つ間、ルカットを見ながら外へ出る。


 ルカットで開いたファイルは、賞金首がかけられている指名手配犯たちの一覧表だ。これを見て、顔や名前を覚えるのはアイリスの、いわば趣味だ。


「…………はぁー………暇」

「………で、また、それ見てんのか。飽きないな」

「まぁ、何もしないよりは、いい時間の使い方ではないですか。どこかの馬鹿よかよっぽど」

「あぁ!? おまっ、ホントッ、ムカつくやつだな!!」

「うるさい」


 一言短く文句を言いつつ、すいっと視線とむければ、紫色が金髪にがなっていた。二人の違いと言えば、金髪の少年の背に生えている、美しい羽だ。蝶のような、髪と同じく金色に輝く羽は妖精族の証だ。二人はアイリスの一つ年上だ。


「なんか用? 所属組織違うから、今はあまり近づいてこない方がいいと思うけど?」


 面倒くさいという感情を前面に出して、対応する。彼らは、ちょっとした知り合いだ。


 すると、紫色の髪の少年がニヤッと笑いながら、胸元から首飾りを引っ張り出す。


「見ろよ、これ!」


 ドヤっという音が聞こえそうな勢いで、目の前に出されたのは、木材をAの形に加工してあるものだった。


「見ろよ! この前、もらったんだ! これで、もう少しで追いつけんだかんな! 首洗って待ってろ、アイリス・リカイオス!」


 顔の前にびしっと出された人差し指をするっと避け、首飾りをアーロイの手から強奪する。


「おいっ、なにす…………」

「この形、アーロイのAか。本物? どう思う、バスチアス」

「本物に決まって…ちょっ、投げんじゃねー!」


 バスチアスは金髪の妖精族の少年。目の色は、紫紺。備考、眼鏡。アーロイは、紫色の髪の魔女族の少年。目の色は、灰色だ。備考、長い三つ編み。

 さて、今、アイリスはアーロイから強奪した首飾りをバスチアスに投げたところだ。


 バスチアスは難しい顔で首飾りを観察していたが、裏を見ると、本物であると断定した。


「これは《ランバーズ》の刻印ですね。本物…………信じらんねー」

「マジか。ロイが自分の木を持つのは、もっと先だと思ってた」

「最初っから、本物だって言ってただろッ!!」

「それより、何の木だ?」

「やっと、信じたかよ。ポプラだ、ポプラ。いいだろー?」

「ポプラ…………確か、短命な木で100年くらいしか生きないが、繁殖力の強い木ですか。良かったな。お似合いだ」

「嫌味な言い方すんなよ! この金ぴか頭!」


 うるさい、と文句を言う気にもなれずアーロイの首飾りをじっと見物する。


 …ロイもとうとう、シーカーか 


 この首飾り、いや意味があるのはAの形をしている木材加工品なのだが、とにかくこれはアーロイの所属傭兵組織 《ランバーズ》での一種の身分証である。《ビースト》での《獣頭》と同じようなものが、《ランバーズ》での《パイオニア》であるのだが、その下にもう一つ称号のある地位があり、それが、《シーカー》だ。

 自分の木とは、実行部《獣頭》でいうところの二つ名のようなものだ。


 確かにめでたいことだ。だが、


「まさか、その自慢のためだけにここに来たのか?」

「んぁ? いや、一応お前らの生存確認しに来てやったんだ! ま、どうせ生きてるとは思ってたけどな」

「僕は、ロイに連れてこられただけです。まぁ、どうせもう引き上げる時だったから、今から隊に追いつけば問題ないですし」

「じゃあ、もう行け」


 向こう側からドルファーが近づいてくるのが見え、軽く二人に手を振りドルファーの方へ行こうとした時、ポケットに突っ込んでいたルカットが落ち、その拍子に画面が表示される。


「落とし…………」


 アイリスのルカットを拾い上げたのは、アーロイ。その画面を見て、凍り付いたように動かなくなった。


「ん? あっ、サンキュなって、どうした? ロイ…………」


 今度はアイリスが凍り付く番だった。

 その画面に映っていたのは、フィンツという魔女族の男。彼はアーロイの兄。そして、彼の首には懸賞金がかけられている。

 フィンツは、元は傭兵組織 《ランバーズ》に所属していたが、《ランバーズ》の団三つと《ビースト》の団一つを壊滅、改め、皆殺しにしたため、その首には賞金がかけられている。なぜか、結構高額。


「…………その、なんか、悪い」

「……いや、気にすんな。兄さんが、悪いんだからな」


 つかの間、気まずい空気が流れる。

 空気を読んだのか、バスチアスが眼鏡を中指でくいっと上げながら、帰途につくよう促す。アーロイもそれに軽くうなずき、ルカットを投げてよこしながら短く別れを告げた。


 どの組織も、仕事が終わった後の傭兵たちを長くその場に留まらせるのは遺憾だろう。また、組織化された傭兵集団同士はあまり仲がいいとは言えない。《ビースト》と《ランバーズ》はそこまででもないが、バスチアスの所属傭兵組織 《ステスラ》と《ビースト》は仲が悪い。


「行くぞ、ロイ。じゃ、またな、リカイオス」

「あぁ。じゃあな、アイリス・リカイオス」

「ん、じゃな、ロイ、バスチアス」


 気持ちを切り替え、ドルファーの方へ行く直前。


「忘れてた! アイザック・リカイオスにも、よろしく言っといてくれよ!」

「はいはい、じゃな」


 振り返り、いつもの様子に戻っているアーロイに胸をなでおろす。今度こそドルファーのもとへ向かうと、何とも言えない


「話は終わりました? リカイオス殿」

「あぁ、待たせたようだな」

「いえ、一応アイザック殿に報告したところ、もうすでに移動を始めているので」

「じゃっ、私もここの責任者の任を降りても問題なさそうだな…………優秀な副団長を持つと、長が楽できていい」

「うらやましいです。早く後任が育つといいんですが」


 苦笑いで応じ、自分も移動を始める。

 彼、ドルファーの団の副団長は戦時中に亡くなっている。それも結構最近のことだ。センシティブな話題には、対応が難しい。苦手からは逃げるが吉だ。さっさと、仲間を追いかけることにする。


 しばらくすると、すぐに追いつくことができた。

 アルフレッド以外全員、この前の二輪車に跨っている。この分だと、かなり早く帰れそうだ。


「あっ、やっと、来たー! 遅いよ、リシィ姉。何してたの?」

「ちょっと、客人が来てて」

「客って?」

「ロイとバスチアス。ロイがザックによろしくだってさ」


 後ろを振り返った姿勢のアイザックに答え、アルフレッドの荷物が乗っている残りの二輪車に自分の荷物を乗っけると、そのまま跨る。アルフレッドは私の後ろに飛び乗った。


「…………よし、行くぞ。ザック、行けるな?」

「恐らく大丈夫だ。ナナ兄」

「よっしゃ、出発。もとい、帰るよ」

「出発!」


 アルフレッドの声をかき消す勢いで音を吐き出すエンジン音、顔をはじめとした全身を心地よくなでる風とスピード、二輪車の安定した重量感。整備されていない道のせいで、時々浮いてしまう車体、その全てが帰った後の日常に期待を膨らませる。


 それとは反対に、聞こえてこない爆音や射撃手から隠れる必要のない移動が終わってしまった戦争を懐かしく感じさせる。


 そう、終わったのだ、戦争は。


 …………私は何もしてないのに。これでも、呼べるのだろうか


 唇をきゅっとかみしめる。口を少し開いて、ゆっくり息を吸い込む。震えているのは、きっと揺れている車体のせいだ。


「……お父、さん」


 思ったよりもずっと弱々しい声になってしまった。アイリス・リカイオスとして生きてきて、今までこんなにも弱々しい声を出したことはない。アイリス・リカイオスという人間は、強いことにこだわる人間だ。


 でも、今は当然誰も答えず、空気に溶けて行ってしまった声に大きな空虚さを感じていた。


 …あと、あと、どれだけ強くなったら、満たされるかな


 唇をかみしめ、俯く。ハンドルを思いっきり握りしめる。


 数日後は、久しぶりにホームに返る日である。


 ▼▼▼


 ピッ………


「誰よ、こんな時に」

「ギブ、ギブゥ~ー……そろぞろ゛、はな゛れろぉ~ー…………」


 組み伏せた金髪の少年がうでを力の限り振り、バシバシと地面をたたく。青くなっていく顔を見下ろし、ほんの少し腕を緩めてみる。一瞬力を緩めただけで、すぐにすり抜けて逃げてしまった。さっきまでの苦労を思い出し、眉間に力が入るのを止められない。


 …今、やっと、こいつ下にしたとこなのに


 着信音を発したルカットを乱暴に取り出して、画面の表示。差出人を見る。ちょっとは文句を言ってやらないと、気が済まないと思いながら。でも、差出人の名を見て、すぐに怒りは霧散していく。


「…………っ!! 団長…………団長からあたしにメッセ…………!!」

「うるぅせぇ……」


 ぶつぶつ言う金髪頭を足の下にひいて、さっそく団長からのメッセを読む。


「ホームに戻って、お祝いしようだってさ。ひっっっさしぶりに、団長に会える! 終戦万歳!」

「ひっとの頭、ボコスコ踏むな。頭悪くなるだろがっ!」

「うっさいわね。ラウは、黙ってカーペットにでも、なってろ。そして、かびろ」

「誰が、カーペットだ、しばくぞ、スー!」


 だけど、足の下でガタガタと動くラウのせいで、団長・アイリスからのメッセがじっくりと見えない。スーは、ラウよりもメッセを読むことを優先するのは、スーを知るものならば当然のことだと思うだろう。


 髪を手で払いながら、ラウの上から退く。その髪は水色で、少し長めの髪を耳の横あたりで二つに結んでいる。あたし・スーは水色、雪女族である。下の方がカールしている髪を手櫛でさっと整え、もう一度メッセと向き合う。

 ちなみに、ラウは金髪。しかし羽はない、訳アリだ。

 気の合わない二人に共通するのは、色の薄い黄色の瞳の色だ。


 その共通点すら、スーはイラっと来るが、今はアイリスからのメールがその苛立ちを消していく。


「…ふはぁ…………団長だぁ、やっと会える」


 一人感動に打ち震えていると、水を差すようにラウも自分のルカットを見て一言。


「ホントだ。一斉送信じゃん。オレんとこにも、メッセ来てるわ、同じやつ」

「…………もう一回、しばく。今度はちゃんと意識飛ぶまで、やってあげる」

「ちょっ、まっ、今度は何だよっ!?」

「うっさい! 空気読んで、はげろっ!」


 再び、取っ組み合いを始める。片づけ終わっていた場所まで、荒らす勢いだ。


「よかった。まだ、いたんですね」


 バサッという音と共に、聞きなれた声がする。その声の主からして、話しかけてけた相手はスーとラウだ。彼女は、リカイオス団の団長なのだから。他の団員と会うなんて、いつぶりだろうか。


「…………アリシア?」

「? 一人か?」

「まさか。相方は外ですよ。メッセ、読みましたか? 一緒に、帰りませんか?」


 彼女もリカイオス団員。アリシア、彼女はエルフ族。髪色は薄緑。エルフ族は身体的特徴として、髪色以外に耳長というものがある。


 アリシアの後ろを、覗き見てみれば赤紫色のくせ毛が見えた。あちらもこちらに気づいたようで、笑顔で手を振ってくる。

 輝く笑顔の中のキャラメル色の目の色は、アリシアと共通する。


「……ホントだ。アーサー、外いる」

「マジだ。アリシアとアーサー、久しぶりだな!」


 雑談でも始まりそうな雰囲気に、アリシアは笑顔で制して発言する。


「これから、帰るのでしょう? 話なら、移動しながらしませんか?」


 黙って立てと言わんばかりの笑顔の圧に、逆らわずに自分たちの荷物を背負って建物から出る。天幕を建物というのならだが。中には、まだ他の団の人たちがいるが、そのまま出ていく。この天幕も、残ったどっかの団の人らが本部に戻しに行くだろう。


 そうして帰途についたのだった。


 まず、団の誰一人としてかけていないことを喜び合った。特別なことだろう。理由の一つとして考えられるのは、リカイオス団員の少なさとかだ。


 つぎは、沈黙だった。重くはなかった。気を許せる仲間との会話は、とても心休まるもので、沈黙すらも相手に血が通ってるとわかるからか、温かいものを感じる。

 ほとんどの時間をラウと二人きりで過ごしていたため、他の団員がいるというだけで特別だ。


 ふと空を見上げると、空が赤くなり始めている。大分、時間がたっていたみたいだ。


 …団長の赤だ


 空には、雲と太陽、そして、神の星 《ディユテーリ》。

 あの不思議な星には、神様がいてなんどきも我らを見守っている。あの星を唯一の神として崇める、星教の教えを簡単にいえば、そういうことだ。


 今のスーは信心深いとは言えないが、昔は信仰していた神だ。星教の教えは、頭に入っている。


 …神は、進むべき道を示してくださる、か…………


 そこまで考えてフルフルと頭を振って、考えを放棄する。


 …いや、今は星教徒じゃないし。あたしの信じるのは、団長だけ


 再び、アイリスに会える喜びを胸によみがえらせて、唐突に沸いた疑問をそのまま口にする。


「あたしたちって、これからどうするんだろ…………」

「どうするって、何が?」


 独り言に近いつぶやきを、当然のように拾い上げたのはラウ。その顔には、意味不と書いてある。湧き出てきた怒りに任せて一発殴ったのち、真面目に話に入っていく。勿論、ラウの悲鳴はガン無視である。


「だって、団の成立自体が戦時中で、団長は戦争を終わらせることに集中してたこともあって、みんなそれに向けて動いてたじゃない? これからは、何に向けて動くことになるのか、と思った…………」

「そういえばそうですね。団長自身が前線に入り浸りでしたしね。獣頭(じゅっとう)とはいえ」

「団長なら、もう決めてあるようにも思える、、というのは、あまりにも無責任な言い方ですか?」

「んなこたねよ、アーサー。オレもそう思ってた口だし」


 それも口火に、いろいろな憶測をひねり出し合戦が始まった。別に、それ以外に話すことがなかったわけじゃない。


「えーっと、魔獣撲滅(まじゅうぼくめつ)運動(うんどう)? とかだと思います。ちょっと、ふざけてますけどね」

「アリシアがふざけるの珍しいな! オレは…………金稼ぎ? めっちゃ、稼ぐとか?」

「はっ。ばかね、ラウ。団長が、そんな俗なことを目標とするわけないでしょ。世界征服くらいするから、団長は」

「せ、世界征服…………。スーさんの中の団長、すごいですね…………。そうですね。私は、実行部《獣頭》の第一位を目指すとか、ですかね?」


 ラウと激しく論争し始めたスーは、遠くない未来にこの言葉を言ったことを激しく後悔することをまだ知らない。

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