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Endsieg ―エンドジーク―  作者: ハラミ
唐突な終わりに
1/5

プロローグ

 青く、美しい星、《アステーリ》それが、今、わたしの、書いている世界。

 此処の人類には、人族、獣人族、魔女族といった、種族が存在する。

 属する種族を示すは髪の色。生まれながらに決められた絶対の色。


 しかし、その色は、種族特有の力を宿してくれる。

 そう、所謂《魔法》と呼ばれるもの。

 ここに存在するすべてのものは、この魔法を操るためのエネルギー、所謂《魔力》を宿して生まれてくる。それこそ、人、獣、植物に至るまで。


 しかし、それ以外は、この駄作を読んでくださっている読者の皆様の世界とほぼ同じであろう。空を見上げれば、夜には月と星が見え、朝には太陽が昇り、昼には青空が広がっている。いや、やはり、違うかもしれない。

 確かに、太陽や雲、星などの共通のものがあるが、一つ大きく確かに違う。

 地球に月という衛星があるように、《アステーリ》にも月という衛星、そして、もう一つの《ディユテーリ》という衛星がある。


 星、と呼ぶべきだろうか。

 もし、《ディユテーリ》が地球に存在したなら、古典世界においては地球平面説の一つの根拠になっただろうし、大航海時代においてはコロンブスはきっと、西廻り航海などしなかっただろう。

 そう、《ディユテーリ》は、球体ではなく、平面であった。また、おそらく上部であろう面の中央には、《アステーリ》からでも見える、大きな高い塔、らしきものがある。

 謎多き星。それを、《アステーリ》の住人は、畏怖と敬意を表して、《ディユテーリ》――『神の星』という意味が込められている――と呼ぶ。


 そんな世界で、魔法や剣などを用いて戦う。要は、よくあるファンタジー小説である。

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