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200文字小説集 vol.2

久しぶりに会った彼女が教えてくれたこと(200文字小説)

作者: 日下部良介

 街で高校時代の同級生に会った。

 彼女は驚いた顔をしていた。

 彼女と会うのは2年ぶりだから。


 公園のベンチに座って彼女と話した。

 彼女は元々口数の多い方ではなかった。

 そんな彼女が僕は好きだった。


 しばらくすると彼女は立ち上がり歩き出した。

「ついて来て」

 そう言っている様に思えて僕は従った。


 彼女がやって来たのは墓地だった。

 あるお墓の前で手を合わせた。

「そうか…。思い出したよ」

 そこに刻まれていたのは僕の名前だった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読しました。 早速書いてくれたのね、鉄人(ムフ)。
[一言] お盆の時期にピッタリな、切ないラブストーリーでしたね。 こちらも、少女漫画チックで素敵だと思います。
感想一覧
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