生徒会に入るっ!?
~第一章ワクワクな高校生活~
ーピリピリピリピリー
目覚まし時計が鳴って、目が覚めた少女がこう言った。
「高校生活の始まりだ~!!」
大声で叫ぶと、隣の部屋から双子の弟・野島野依(のじまのよ)が言った。
「ね~ちゃん。朝っぱらからうるさいんやけど。」
ね~ちゃんと呼ばれた少女が答えた。
「あ、ごめんごめん~いや~つい高校生活が始まるんやな~と思うと、ワクワクしてくてしもうて」
この子の名は、野島希実|(野島希実)
「あ、いけない!はよ、支度するで!遅刻するで!あと、高校行ったら、このなまり直すんやよ。」
「はいは~い…」
靴を履き終えた二人は、扉を開けて、こう言った。
「行ってきます!!」
楽しみな高校生活がついに、始まる!
うちが、1組になって、野依が4組になってしもうた!?(心の声)
「え~!!うそぉ!!まさか、野依とクラス別とは~、信じられへんよ!!」
「希実、方言直ってないよ。」
「へへへ…ちゃんと直すよ」
「じゃあね、希実」
「またね、野依」
ーカラカラー
扉を開けた。
「私の席は…あったあった!」
イスに座ると、隣に男の子もう座っていた。
私はその子に話しかけた。
「ねぇ、私は野島希実ってゆうの!よろしくね!」
「どーも…相宮雄哉です…」
ん?なんか、違和感が…
「ほら、皆席に座りなさい!」
「1組を担当することになりました、田中茉莉花です。よろしくね!」
「早速だけど、学級委員を決めたいんだけど、誰かやってくれる子いないかな?」
(謎の間)
「先生、やります。」
そういったのは、隣の相宮雄哉だった。
「そう!助かるわ~、ありがと!これで、学級委員は相宮くんに決定ね」
(みんなが一斉に拍手をする)
「あ!そうそう!野島希実さん!」
「はいっ!?」
そう言って、席を立った。
「えっと…良ければ、生徒会に入ってもらいたいんだけど…弟の野依くんと一緒の模試試験で全教科100点取ったから…弟と一緒に生徒会に入ってほしいんだけど」
「え!?いいんですか!やらせてください!」
「あと、相宮君も全教科100点取ってるから、生徒会に入ってほしいんだけど、いいかな?」
「…‼別にいいっスよ。」
「いいっスよ?…」
「あ、いや!いいですよ別に!」
「じゃあ、終わりのチャイムが鳴ったら、生徒会室に行ってもらってもいいかな?」
「はいっす!」
「はい!」
-キーンコーンカーンコーンー
「じゃあ、もう帰っていいわよ!お疲れ!明日も元気で来てね!」
「っと、生徒会室ってここか!」
「失礼します!」
と私が言ったその後に
「失礼します!」
野依が言った。
「野依!ホントにいた!」
「希実!やっぱ、一緒だったんだ…」
「…失礼するっす」
相宮くんが入ってきた!
もうその何々っす口調につっこむのは、もうやめにしよう(心の声)
そしたら、その後から
「失礼します!」
「失礼します…」
「失礼しま~す!!」
見知らぬ3人の女の子が来た!
その3人の子に続いて…
「よう!集まったようだな!じゃあ、どこでもいいから席に着け!」
(その言葉に従ってみんな、ばらばらに適当に座った)
「私の名は、宮崎美音だ!よろしくな!」
「っと、みんな知ってると思うが、うちが今年出来たばっかの新設校だ!だから、生徒会も一年が全部やらなちゃいけねぇ!ってことで、模試試験で全教科100点だったお前らが集められたわけだ」
「でも、もう役割は決めてあるから、気にすんな!」
「じゃあ、言ってくぞ!会長野島希実!」
「はい!精一杯頑張ります!」
「会長補助野島野依!」
「は~い…頑張ります…」
「次、副会長相宮雄哉」
「ハイっす!頑張るっす!」
「書記島崎鈴音」
「はい!頑張ります!」
「同じく、書記霧島紗季」
「はい、頑張りますよ…」
「で、会計の速水翔」
「はい!分かりました!でも、翔とは絶対呼ばないでくださいね!」
「はいはい…以上だ!生徒会、よろしく頼むぞ!」
「明日は各教室で委員会を決めると思うが、生徒会も委員会に入るから、注意してな!」
「以上、解散!」
「私が生徒会長…どうしよう--!!」