過去編・第一章 第十話 †最弱の村ネムリ†
今回長くかけました
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村の異変
【嫌なやつ?、タバスコがけ】
どうぞ、お楽しみくださいませ。
「ここが……村……か?」
「はい、そうですよ?」
そうだぜ!ここが俺たちの村だ!!
「………むぅ」
「妹や子供たちはもう家に返したのであなた方を歓迎できます!!」
ボロボロで大きな家が一件、その回りには広大すぎる農地が広がっていた……ポツリポツリと小さな建物があるくらいか?
「聞いてよいか?」
「何でもどうぞ」
「じゃあおぱ」
ガスッ!!
「タオ兄さんは黙ってて……ハァ続きをどうぞ」
「「………………」」
ゴブタ……空気をよんでくれ……
「あ〜〜オッホン。お前たちは一体どこで暮らしている?それに防衛の点は大丈夫なのか?どうやら農地の一部を長年手入れされていないように見える……そこを起点に家や防壁にすれば……」
これではモンスターが攻めてきたとき対処できないではないか、農地が広すぎる
「え、え〜〜と私達はあの大きな家に皆で住んでいます、他の建物は畑で取れた食べ物や動物を保管する場所でしかありません。警戒は皆でしています……しかし今回のようなことが頻繁に起こってしまいます……」
ならば
「やはり農地の一部を変えるべきではないのか?」
「ええ……そうなのですが……」
「村長!!」
「どうかしたのですか?そんなに急いで」
「ハァハァ……毎年献上している農作物の半分が無くなっている!!」
「な、なんですって!?」
ダッ!!
「あんたたちもついてきてくれ!!」
「我々を疑うのか?」
「………疑っているわけではない、人手が足りないだけだ……」
「本当か?」
「………………」
「いや、手伝うよ。人手が足りないといっていたしな」
「恩にきる」
タタタ……
「ああ、頭いてぇ……」
「兄さん置いてくよ」
「ま、まってくれよ!!」
タタ………
「村長!!」
「作物が無くなったというのは本当ですか!!」
「犯人は不明!!足取りは発見したが逃がした、もう追い付けない!!」
「………なんてことだ」
「街に買いにいきますか、金は足りるでしょう!?」
「時間が……足りません……」
「ちょっと待ってください」
「なんだ、お前」
「どうしたミルル?」
「中を見せてください、まだ見落としが」
「し、しかし……いいんですか村長」
「大丈夫です信用できます」
キィ……
「ああ?ミラ村長よぉ?あんたなにいってんだぁ?」
浅黒い肌の巨漢の男が建物から出てきた。
顔は傷だらけだ。
「外部の人間に見せられるはずがねぇだろうが。なにされるかわかったもんじゃねぇあんたとち狂ったのか?おいガキ、俺らがしっかりみたんだから問題ねぇんだよ、村長邪魔なんでさっさとこいつら追い出せよ」
「カムル!!!!お客様に失礼ですよ!!」
まったくだ、我ら達は来たばかりだといいのに
ヒソヒソ……
「こいつ何いってんだ?」
「兄さん忘れたの?警備隊長副村長のカムルさんだよ……」
「ああ……噂通りだな」
「聖騎士クラスの人間二人か、どうせ偽物だろう?しかしよぉ?ハッ!!おきゃく?笑わせるぜ、どうせこいつらの仲間が村から盗んだに決まってる。タイミングが良すぎるんだよ、村のガキ達さらったのだって助けて俺達の信用得るためなんじゃねぇの?聖騎士の二人がいるのもそのためだろぉ?違うかぁ?」
「本物だっての……」
「我々が犯人?そんな訳があるまい………」
「私達がグループを発見し、救助しました」
「ふん、作り話も大概にしやがれ」
「そ、そうですよね副長!!おいお前ら!!嘘ついてんじゃねぇぞ!!」
「……じゃあ村長の私なら問題ないですよね。中を見せない」
スッ……
「おっと、村長ちゃん?あんた管轄がちげぇだろ?村に邪魔者呼んだのはあんただ、案内してやれよ、あれには俺から連絡しとくからよ「村長の管理ミスで贈り物はなくなりましたぁわたくしは関係ありませ〜〜ん」てな!ヒャハハ!!」
「カムル!!」
「……冗談だよ冗談」
「…………」
「………チッ、おいお前ら、二人ここに見張りとして残れ。犯人が戻ってくるかも知れねぇあとは俺と一緒に見廻りにいくぞ、ダグラ行くぞ」
「了解……」
ヘイ兄貴!!
「兄貴じゃねぇ!!」
すいません副長!!
ザッザッザッ……
「ハァ………一応二人に聞きます。通してくれませんか?」
「副長のご命令で通せません」
「絶対ですか?」
「はい」
「おい」
あ………ミルル
「なん」
「どけ」
ドド
「「グッ………」」
「あ、あの〜〜……」
「若、あとでこいつらを襲撃したこと消してください。あと操られてますんで解除」
「操られていたか」
「はい、では私は中の調査があるので」
「あ、操られている!?」
「目がおかしかったからな、そうじゃないかと思ったが……」
スッ
「しかしこれは………常人じゃ解除したら精神崩壊するな。かなり荒く使ったな」
キィ
「若、発見しました」
「ご苦労、行くか」
「………へ?まだ三分もたって」
「ミルルなら三分もあれば十分だ」
「こんなの発見できない方がおかしいです皆さんきましょう」
「俺達萱の外だなぁ」
「仕方ないよ………」
ザクザクザク………
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