過去編・第一章、第七話 †最強の姉†
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お互いの自己紹介
【お互いの確認、赤いバラ添え】
どうぞ、お楽しみくださいませ。
「申し訳ない!!」
「兄さんが大変なご無礼を働き申し訳ありません……」
「あ〜〜……うむ。わかったから土下座をやめてもらえないだろうか」
「うん、お互いに大きな怪我はしてないし」「かたじけないお姉さん!!」
「お兄さんありがとうございます」
「お兄さんではなく我はレイだ」
「私はミルルだよ〜〜」
「じゃあ自分達も自己紹介をしよう」
「私はゴブルンです、人助けをするゴブタ兄さんをお手伝いしています。魔術が得意で回復系が一番得意です」
杖を高く掲げるゴブルン
「そしてその兄であるヒーローゴブタ!!俺は基本的になんでもできる!ヒーローが様々な技術を使えなくてどうする!そして一番得意なのは剣技だ!!さっきは一本だったが二刀流も現在練習中だ!!」
剣を二本掲げ頭の上で剣同士をぶつけるゴブタ
「よろしく、ゴブタ、ゴブルン」
「さて、私達も自己紹介しましょう若」
「うむ、そうだな」
「じゃあ私から、私はミルルです。私の隣の男に仕えています。ゴブルンさんと同じく魔術が得意です」
「お〜……私と同じなんですねミルルさん」「うん、よろしくねゴブルンちゃん!!」
「えっと……よろしくお願いいたします」
「じゃあ我だな。我はクルメリア・ナギカ・レイだ。我もなんでもできるぞ。この地域の……あ〜〜見学に来た。よろしく頼む」
「へ〜兄さんもなんでもできるのか、剣は得意なの?」
「うむ?剣か?使えなくはないぞ?」
「じゃあ街に着いたら練武をしよう!!」
「良いぞ、ただその前に二人が我々を攻撃してきた理由を教えてくれないか?」
「ああ、兄さん達の後ろの子達の捜索を村がしてるみたいでな、俺達が助けてやろうと思ってな」
「そうなのか、我達は仕事を横取りしてしまった形になるのか?」
「かまわないさ!!助けられれば俺達はそれでいい!!」
「私達は利益をあまり追及しません、兄さんの方針です」
「ヒーローは!利益を求めて働かない!!」
「そんな働きで、生活はどうしているのだ?」
「ギルドに所属しているから大丈夫です」
「まぁモンスターの俺達がなぜ入れているかは村に着いたら見せてやるよ!!」
「ふむ、じゃあこの子達の村まで案内してもらえるか?我たちも活動を手伝うとしよう」
「頼めるかな?ゴブタさん、ゴブルンちゃん」
「任せてくれ!!」「はい!!」
「じゃあ子供たちよ、帰るぞ!」
「は〜〜い!!」
………ザッザッザッザッ
しばらくして子供達の村に向かって進んでいると。
「おっきなおにいさんおにいさん!!」
「ん?我のことか?」
「そうだよ〜〜」
「なにか用事か?」
「うん!!」
「なんだい?」
「お姉ちゃんとケッコンして!!」
「……いきなりだな。それはどうしてだい?」
「お姉ちゃんとっても強いの!村のおんなのこたちのなかで一番強いんだよ!!」
「へ〜〜そうなのか」
「そうなんだ!!でもね、バカな村のなんばーつーがしつこいの!!」
「そうかそうか」
「だからケッコン!!」
胸をはる女の子
「ハハハ……まぁまずは我がどうこうより君のお姉さんが決めることじゃないか?」
「そうなの?」
「そうだぞ」
「わかった〜〜お姉ちゃんに聞いてみる〜〜」
「うむ、わかった!!その前に無事に家に帰るぞ?」
「は〜〜い!!」
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