第6話、神の魔法
神様の力が炸裂します!!!
「神王」
魔法を唱えた時自分の身体中から膨大な力が溢れるのを感じた。
(これならけるかも知れない!!!)
そして革新と共に身体中の力を一気に解き放った。
その瞬間に自分の身体を中心に純白の魔方陣が展開されどんどん大きくなっていき、最終的に
街全体を包み込んだ。
その後、その街を包み込むほどの魔方陣の中にいる魔物たちにまるでターゲットマーカーの
ように手のひらくらいの小型の魔方陣が魔物の背中に張り付いた。
「散れ」
その言葉と共に小型の魔方陣がついた魔物に純白の雷が雷鳴と共に街に降り注ぐ。
その一つ一つの雷が魔物に一寸の乱れも無く命中し一瞬で消し炭にした。
誰かしら人々にも雷で怪我をしている人がいると思ったが、人々に当たってもターゲットマーカーが
ついていないからダメージが無かったみたいだ。
神様GJ!
取り合えず、もう魔物はいないみたいだからリルを呼ぶ事にする。
「おーい!!戦闘終わったぞー!!」
すると、離れた所からとっとこと走って10分後、俺の前に来て、
「その力でたらめ過ぎるでしょ!!??」
街の中に絶叫が響き渡った。
•••………•••
「勇者ユウキ様、今ウィルゴールの街が魔王軍の魔物の軍勢に襲撃されてます!!!
今こそ頼れる仲間と共に光の鎧兜を纏い聖剣を腰にさしこの街から飛び立つのです!!!
大丈夫です。あなたなら出来る。私もついていきますので心配しないで戦ってください!!!」
そう美人王女に言われたユウキは
「わかりました。この聖剣の力で人類を脅かす闇を祓ってやりましょう!!!!」
と、意気揚々に叫び、街から飛び出してウェルゴールの街に急ぐのであった。
街が前勇者に救われていることも知らずに。
ユウキがモブになりかかってる!?
そろそろ戦闘させなくては!!!!