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第5話、始まりの街ウェルゴール

森からやっと脱出しました!!!

(やっとだ…)


(やっと……)


「森をぬけたぞおおおおおおお!!!」


その大声と共にあの脱出不可能だった森と別れを告げた。


「で、聞きたいんだがリルが今から連れていってくれる街ってなんて名前なんだ?」


「さっき大声で叫んでいましたけど、大丈夫ですか?これから行く街の名前は

始まりの街って言われている街。ウェルゴールです!。」


これから行く街はウェルゴールという街らしい。

だがそれより先にセイギにはリルに言わなければいけないことがあった。


「敬語使うな!リルが使ってるのに俺が使わないとか何か俺嫌な奴みたいじゃん!

敬語無し!!ファイナルアンサー!?」


「ファイナルアンサーって何!?。…分かりました。いや、わかったよ!」


するとセイギはうんうんと頷きながら満足げな顔を浮かべる。


「ウェルゴールってどんな街なんだ?」


「ウェルゴールはとってもいい街だよ!食べ物も美味しくて有名なんだよ!」


晩ごはんが更に楽しみになったセイギであった。

しばらくすると、


「セイギ~!そろそろ街に着くよー!」


(うん?)


セイギは歩いているうちにある違和感を感じ始めていた。


(もう街に着く。かなりの距離を歩いていたはずだが何故魔物が出てこない?

ここまでの距離なら何かしらの魔物が出てくるはずだぞ?)


「街が見えたよ!」


(まさか…。いやいや。こんなテンプレパターンは無いはずだ!

そう信じるぞぉ!俺は!)


最悪の展開を想像してしまったので頭をふっていると、


「セ、セイギ…」


何かを指差しながらリルが立ち止まって硬直している。


(いやいや、あり得ないあり得ない。)


自己暗示をかけ街の反対方向を眺め続ける。


「魔物の…大軍が…」


そう言いながらリルがガクガクと震え始めた。


(そんなバカな事があるはずな…)


そーっと顔を持ち上げてみると


「い…」


そこには、各種から煙がもくもくとたちあがり空飛ぶ魔物に襲われている

街の姿があった。


その光景を見たあと俺は高々と叫んだ…


「テンプレキターーーーーーー!!!」


拝啓魔王様へ


これは新手の苛めですか!!??


セイギ。

まさかの戦闘突入です!

次回セイギが二回目の召喚の時に身に付いた特殊魔法を発動します!!!

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