第3話、消滅魔法《ロストマジック》
いやあ。今日は調子が良いので二話書いちゃいました。
この回で主人公の力が明らかに!
クレイジーボアが突進してきた瞬間。
クレイジーボアの目の前に何かが立ち塞がった。
深い闇のような短くしてある黒い髪と黒いキリっとした目の男。
その男がクレイジーボアの村一つ壊す突進を【蒼白い光を纏った右手】で止めていたのだ。
******………
(間に合ったか。
まあ、俺にはこの程度どうってことないな。)
最初の召喚の時なんて冒険の後半の辺りで神獣とおっかけっこしたし。
ジェット機と競争したようなものだしな
あの時はリアルに恨んだな。
なんたって聖なる神獣様が邪悪な魔王城の目の前に居たからな。
神獣のせいで魔王城の周りを100周したって話はまたこんど説明
させて頂こう。
「ねえ。その手に纏ってるの付属魔法?でも付属魔法には蒼白い光を放つもの
は無いはずでしょ?」
と、
燃えさかる焔のような長い髪をたなびかせ。
体付きはスレンダーで低めの背とまだ幼さが抜けていない
がとても整った綺麗な顔で全体的に可愛い系の美少女が驚愕
の顔で聞いてくる。
(美少女だな。美人は世界を潤す。)
そしてこの魔法を教えるべきか否か。
それで正義は迷っていた。
(この魔法を教えていいのかどうか…)
もし誰かに教えようとするならおどせばいいや
と心に決めてこの猪をぶっ飛ばしてから質問に答えることにした。
右手に力を込め頑丈な角を粉砕し前の右足に蒼白い光を纏った足でローキックをかまし
(片足は折れたな。)
ローキックからハイキックをかます。
猪が地面に倒れる。
猪は必死に立ち上がろうとしているが片足が
折れてしまっているため立ち上がれない。
(すまないな。)
片手を首にあて掌底をあて首を折った。
「[A]ランクが…こんなに簡単に…」
彼女がさっきより驚愕した表情で呟いた。
「さっきのなんて魔法かの質問の返答なんだが…」
彼女はゴクリと息のんで聞いた。
彼女には[A]ランクの魔物を瞬殺する魔法なんて過去の
勇者達の伝説の魔法しか知らないからだ。
「この魔法は消滅魔法 《ロストマジック》。禁呪だ。」
ロストマジック…。
中2病な名前ですねえ。
是非これからもみて下さいね!