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底辺Vtuber昔やり込んだロボゲーの続編でバズり散らかす  作者: うどん


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第61話:掲示板と影の暗躍♡(☆)

【時は来た】オーズ・フロンティア情報交換スレ【敵の敵は味方】Part58



 130:名無しの傭兵

 正直、大型エネミーの討伐を一週間でしろって無理ゲーじゃね?


 131:名無しの傭兵

 俺は三体目でミスってまた振り出し……冗談じゃねぇよ!


 132:名無しの傭兵

 どんだけ予選に進めるかは知らねぇけど、猛者ばっかだろうなぁ


 133:名無しの傭兵

 そもそも、このゲーム自体、並外れたセンスが求められるし……メカニックに転職しようかな?


 134:名無しの傭兵

 いやいや、メカニックの方が大変だろ? 考える事もやる事も多いしさ


 135:名無しの傭兵

 当たり前だろぉぉ!! メカニック舐めんな!


 136:名無しの傭兵

 情報交換しないの? 雑談ばっかじゃねぇか


 137:名無しの傭兵

 いや、特に情報っていう情報もねぇし……まぁ、ホワイトレコードは絶対に進むだろうな


 138:名無しの傭兵

 出たわね!


 139:名無しの傭兵

 正直、モテてるのがクソムカつくけど……まぁ実力は本物だしなぁ


 140:名無しの傭兵

 俺だったら勝てるって何度も思ったけど、生配信見る度に絶望してるよ


 141:名無しの傭兵

 アイツは危険すぎる。あんなイカれた操縦できる奴が真面な筈ねぇよ

 

 142:名無しの傭兵

 元特殊部隊員って言っても信じちゃいそう


 143:名無しの傭兵

 実際、それだけ規格外だしなぁ……けど、やっぱブラックレコードじゃね?


 144:名無しの傭兵

 あぁ、ブラレさんねぇ、確かに、グリードではあの人が一番だろうな


 145:名無しの傭兵

 ホワレは伝説だけど、過去の事だし。この際、決闘でもして白黒はっきりさせてほしいよ


 146:名無しの傭兵

 白黒……笑うとこ?


 147:名無しの傭兵

 まぁ実際、伝説同士の戦いは見てぇけどやり合うにはまだ先じゃねぇかな


 148:名無しの傭兵

 あ、俺聞いたんだどさ! もう、ナンバーズの奴らは予選に進む準備は終わってるらしいよ!


 149:名無しの傭兵

 それどこ情報? 全く知らんけど


 150:名無しの傭兵

 いや、知り合いの情報屋が教えてくれたんだけど


 151:名無しの傭兵

 情報屋が? タダで? いや、買った情報を明かしたんならお前が馬鹿なだけだけど


 152:名無しの傭兵

 馬鹿で悪かったな!


 153:名無しの傭兵

 サンクス! つまり、ナンバーズは予選進出確定で、ホワレさんはまだと


 154:名無しの傭兵

 いや、でももう五体のノルマは達成してるよ? この前、配信してたし


 155:名無しの傭兵

 あぁ見た見た! あのスケベスコーピオンだろ? よく現れたよな。


 156:名無しの傭兵

 美人がパーティにいないと現れないって……喧喧嘩売ってるだろ


 157:名無しの傭兵

 あ(察し


 158:名無しの傭兵

 違うからね? 私は挑んでないし、興味ないし!


 159:名無しの傭兵

 抱いてやるよ(イケボ


 160:名無しの傭兵

 チェンジで


 161:名無しの傭兵

 お疲れ……でも、現れたって事はリリーたちは美人だったって事かぁ


 162:名無しの傭兵

当然だろぉぉぉ!! リリアンさんも月島さんも美しいんだよぉぉぉ!


 163:名無しの傭兵

 過激派だぁ(恐怖


 164:名無しの傭兵

 落ち着けよ根黒


 165:名無しの傭兵

 やぁ俺は根黒万太郎! 抱いた女は星の数さ!


 166:名無しの傭兵

 病院行ってこい(マジレス


 167:名無しの傭兵

 ホワイトレコード様を騙るとは……夜道には気をつけろよ?


 168:名無しの傭兵

 ひぇ


 169:名無しの傭兵

 話が脱線してるぅ!


 170:名無しの傭兵

 とりま、根黒チームはデータキーだけって事ね?


 171:名無しの傭兵

 そ! そんで、ラストの謎イベで終わり!


 172:名無しの傭兵

 謎イベに関しては何も言えないけど……データキーって今はどんな感じ?


 173:名無しの傭兵

 ま、予想通りって感じじゃね?


 174:名無しの傭兵

 データキーをかき集めてる奴らがいるよ。そんで、銀行に預けまくってるよ。


 175:名無しの傭兵

 アイツらのせいでデータキー集めも難航しているらしいじゃん


 176:名無しの傭兵

 腹立つよなぁ。銀行襲撃してぇよ!


 177:名無しの傭兵

 あ、だったら別板で傭兵集めてる人がいたよ!


 178:名無しの傭兵

 マジ? え、襲撃すんの?


 179:名無しの傭兵

 絶対に無理だって、やめとけよ


 180:名無しの傭兵

 銀行の最高レベルなんて突破は現実的じゃねぇだろう……


 181:名無しの傭兵

 いや、俺も思ったけどさ。何でも、ネームドの人たちも参加するっていうしさ?


 182:名無しの傭兵

 ネームドって言っても自称だろ? Sランクがいたら話は変わるけど


 183:名無しの傭兵

 いや、いるらしいよ? 確か、毒蛇のランって人だったかな?


 184:名無しの傭兵

 え、あの女が? 嘘だろ……


 185:名無しの傭兵

 どんな人なんですか? 新人です!


 186:名無しの傭兵

 あぁ、アイツはまぁ一言で言うなら……性格が最低のクズってことかな


 187:名無しの傭兵

 騙し討ち、泣き落とし、毒に酸にパルスに、平気で嘘もつくよ!


 188:名無しの傭兵

 俺もアイツに騙されたよ。好きだって言われて、全財産もってかれたぜ!


 189:名無しの傭兵

 お前、傭兵辞めろ(マジレス


 190:名無しの傭兵

 向いてねぇよ(マジレス


 191:名無しの傭兵

 嘘だぁぁぁぁ!!!


 192:名無しの傭兵

 アイツに関わると禄でもねぇ。ただ、参加したんなら何か目的はあるだろうな


 193:名無しの傭兵

 というと?


 194:名無しの傭兵

 え、データキーじゃねぇの?

 

 195:名無しの傭兵

 いやいや、データキーはあくまで建前で、最深部の何かが……分かんねぇや!


 196:名無しの傭兵

 ま、そいつはどうでもいいだろ。やりたきゃ勝手にやりゃいい。


 197:名無しの傭兵

 そうそう、傭兵は自由なもんだよ!


 198:名無しの傭兵

 まぁ襲撃が成功してくれりゃ、データキーの心配はなくなるのかな?


 199:名無しの傭兵

 いや、データキーは作戦に参加した奴らで山分けだからな?


 200:名無しの傭兵

 慈善事業じゃねぇんだぞ(呆


 201:名無しの傭兵

 そりゃそうだ!


 202:名無しの傭兵

 えぇじゃ、参加するだけ参加しようかな?


 203:名無しの傭兵

 良いんじゃね? 多い方が作戦の成功確率も上がるし


 204:名無しの傭兵

まぁ贅沢言うなら、ホワイトレコードさんたちが来てくれたらなぁ


 205:名無しの傭兵

来ないだろ? あの人たちは……多分


 206:名無しの傭兵

 え、でも、ネームドさんが勧誘するって言ってたぜ?


 207:名無しの傭兵

 マジ?


 208:名無しの傭兵

 まぁ結果は知らんけど来てくれるってなったら、もっと多くの傭兵が参加するんじゃねぇかな


 209:名無しの傭兵

 そりゃそうだろ! 勝ち確じゃん!


 210:名無しの傭兵

 絶対に勝てる博打に乗らねぇ馬鹿はいねぇよ!


 211:名無しの傭兵

 おいおい、それなら俺たちもホワレさんにお願いすっか?


 212:名無しの傭兵

 スパチャでもしてお願いしたら受けてくれんじゃね?


 213:名無しの傭兵

 おぉそれいいな! やれやれ!


 214:名無しの傭兵

 500でいいならやってやるよ!


 215:名無しの傭兵

 じゃ俺は1000円!


 216:名無しの傭兵

 カタギリの魂を生贄に!


 217:名無しの傭兵

 スケベさんおっす!


 218:名無しの傭兵

 またしても犠牲になるカタギリ!


 219:名無しの傭兵

 カタギリ君、生きてんの?


 220:名無しの傭兵

 しらね


 221:名無しの傭兵

 カタギリ最近は音信不通らしいよ?


 222:名無しの傭兵

 へぇ、ナーバスにでもなってんのか?


 223:名無しの傭兵

 いや、ねぇだろ? 狂犬だぜ?


 224:名無しの傭兵

 あんな奴を弄べるホワレ様、流石っすね!


 225:名無しの傭兵

 という事で、俺たちは全力でホワレ様を銀行襲撃作戦に勧誘しようか!


 226:名無しの傭兵

 賛成!


 227:名無しの傭兵

 異議なし!


 228:名無しの傭兵

 おいおい、何勝手に決めてんだよ……ま、面白そうだけど!


 229:名無しの傭兵

 銀行襲撃なんてしたら、ホワレさん本格的にお尋ねものじゃん!


 230:名無しの傭兵

 益々、人気に火がつくんじゃね?


 231:名無しの傭兵

 いや、下手したらアンチ増えるだろ


 232:名無しの傭兵

 被害者の会が増えそうだねぇ


 233:名無しの傭兵

 やめなって、あの人もそんなの望んでないだろ?


 234:名無しの傭兵

 根黒さんは純粋にゲームを楽しんでんだぞ!


 235:名無しの傭兵

 は? 何言ってんだよ。銀行襲撃だってゲームじゃん!


 236:名無しの傭兵

 そうだ! 俺たちはあの人にエンタメを提供してんだよ!


 237:名無しの傭兵

 ホワレさんがやりゃ絶対に盛り上がるんだ!


 238:名無しの傭兵

 いや、お前たちはおこぼれが欲しいだけだろ?


 239:名無しの傭兵

 なぁんか、嫌な感じが……撤退!


 240:名無しの傭兵

 解散!


 241:名無しの傭兵

 あぁ? 意味わかんねぇ


 242:名無しの傭兵

 臆病者は帰ったし、早速作戦会議だ!


 243:名無しの傭兵

 兎に角、あの人が断り辛い文言をだな?


 244:偉大な国の王女

 はい――死刑




===




「ふぅ……ゴミ掃除は大変ですね」

「お疲れ様です」


 傍に控えていたジュルスから飲み物を受け取る。

 ほどよく温められたダージリンであり、飲めば体が温まる。

 先ほどのゴミたちによってすさんだ心も癒された。


 現在、専用ジェットの中。

 加賀様との楽しい時間を終えて帰国している。

 名残惜しかったですが、私にも公務がある。

 足がなまりのように重く感じながらもジェットの乗り込み。

 あの方のサポートをする為に、常に危険の排除を行っていた。


 許可は取っている。

 これからは我々があの方の配信のサポートを全面的に行う。

 アンチの排除やスパムコメントの削除。

 中には過激な思想を持つ存在を影で始末……ふふ♡


「あぁ忙しいわ。大変ねぇ、ふふ♡」

「……嬉しそうですね」

「ん? それは当たり前じゃない! 何せ、あのホワイトレコード様のサポートを任されたのよ! これほどに光栄な事はないわ!」


 私は胸を張って答える。

 例え大金を積まれようともこの立場を譲る気はない。

 私はいわば、あの方のマネージャで……行く行くは伴侶に、ね♡


「今のうちに、妻としてポイントを稼がないと。あの方の周りには虫が多すぎますし……あぁ、不安だわ。もしも、卑怯な手であの方の貞操を奪おうなどと……その時は、四肢裂きの刑ね♡」

「その刑は既に禁止されたものでは?」

「んー? そうだったかしらぁ? まぁいいわ! それより……裏切り者は見つかった?」


 私はジュルスに聞く。

 すると、ジュルスは眼鏡を上げて「見つかりました」と報告してくる。


「加賀様の情報を外部に流そうとしていた人間が一名。諜報部の上級エージェントです。それを手土産に亡命を計っていました」

「あら? そんな大事に? それはそれは……そうね。死刑はやめておきましょう。“調整所”に送りなさい」

「畏まりました」


 ジュルスは礼をし、耳に指を添えて連絡を取り始めた。

 私はジェットの窓から見える日本の景色を眺めながら……ぺろりと唇を舐める。


「貴方は私がお守りしますわ。えぇ、命と誇りをかけて……早く、私に会いに来てくださいね♡」


 愛しの方への別れの言葉。

 飛行機は進んでいき、私は再びパソコンへと意識を戻す――




――――おまけ――――


 

 

 カトリーヌさんが帰った。

 荒らされた部屋も壁も元通りで。

 まるで、奇跡を見たかのように暫く放心していた。

 が、その内に慣れると自分に言い聞かせて。

 そのまま三人を見送り、シャワーを浴びてから竜一に電話を繋いだ。

 今日あった事を全て話せば、竜一は呆れたような口調で―― 

 

「……へっくしゅ!! あぁ……うぅ、寒気が……風邪かな?」

《いや、絶対にちげぇだろ……お前、マジで刺されるなよ?》

「え、何が?」

《いや、だからぁ……いや、もういいよ。兎に角、一線は超えるなよ! それだけだ!》

 「え、何がだよ?」


 竜一の言葉に首を傾げる。

 竜一はまた深くため息を吐き「心配だなぁ」と零していた……え?

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