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まさかの3人目!

翌日朝から赤川に呼び出され小会議室に二人でおこもり。

「さぁ、説明してもらおうか」

詰め寄る赤川の圧に壁際まで追い詰められまぁまぁとなだめる。

「えっとだな、だからあれは…」

「夢とか戯言ぬかすなら今日ここまでだと思え。」

なにがここまでなのかよくわからんが、夢はだめっぽい。

「コスプレだよ。あの人たちはコスプレの人で、ちょっとなりきりがすごくって。」

「なりきりでいきなり部屋に現れたり空から降ってきたりできるものか?」

ですよねー

サーベルはともかく、ティルはいきなり現れてるからなぁ。

両方まとめてごまかすのは無理があるか。

「それより、お前あの二人とどういう関係なんだ。」

おぉ、これが噂に名高い壁ドン!!

俺がしてみたかったなぁ。

男にされるとも思わんかったが。

「最近、お前が変わったのもあいつらのせいなのか?」

「俺、変わった?」

「前より毎日楽しそうだ」

そうなのか、俺楽しそうなんだ。

「前はしかたないから出社してます、しかたないから仕事もします。しかたないから残業もやりますって見た目にもテンションどん底でいやいやそうだったし、なんか寄らば逃げるって言ってるような目が怖かった。」

俺ってそんなだったの?

だから誰も話しかけてこなかったのか。

ちょっと落ち込みそう。

しかも寄らば逃げるってなんだよそれ。

斬るじゃないのかよ。

まぁ確かに話しかけられたら逃げてただろうけど。

だって、なんてかえしていいかわかんないし、目をあわせるのってなんか…とっても苦手だし。

なんのイベントもない人生だったから、苦手なんだよね、人とかかわるのって。

「で、あれは誰なんだ?」

「誰って…」

誰…誰なんだろう。

「大切な…」

「大切ななんだ。」

なんだろ…

「お友達?」

「疑問形なのが気になるが、まぁいいだろ。本当に友達なんだな」

思わず、勢いに負けてこくこくとうなずいた。

「なら今日は家庭訪問だな。」

なんでそうなる。

先生と生徒か!ってか、二人の正体について知りたかったんじゃないのか?

こんな答えで納得するのか?

「今日はお前ん家で飲もうぜ。」

などと傍若無人にもほどがある。

勝手に決めて席へもどってしまった。

「ほら、今日は残業なしで帰るぞ。きりきり仕事しろー」

本気でうちへ来る気か。

連行される気分で家へ向かう。

ティルやサーベルがうちにいるのわかったらやばいのでは?。

ちょっと怖くなって逃走を試みるも失敗。

あきらめて酒のあてを買いにコンビニへ向かおうとした。

いつもの角を曲がる。

そして再びなにかの気配。

羽根は…落ちてこない。

大丈夫、きっと大丈夫。

羽音が聞こえる?気がするが…

そいてどさっと、重くない?

腕の中を見ると今度は小さな女の子!

「あんた、ティとルゥのにおいがする。」

首筋のあたりをくんくんとかがれてぞくっとする。

呆然と見ていたz赤川が

「またなんなんだぁ」

突然叫んだ。

「うるさいぞ、小僧。わたしは偉大なる天使族のカーエルという。伏して崇めよ。」

えっへんとばかりに俺の腕に抱かれたまま胸をはる。

「小僧ってなんだ、お前のほうがガキじゃないか。」

憤慨したように赤川が叫ぶ。

そこじゃないだろ、赤川…

3人目+赤川…さてどうしたものか。




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