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怪物狩りの少女、異世界でも怪物を狩る!~何をすればいいのか分からないので一旦は怪物倒しておこうと思います~  作者: 村右衛門
第1章「逃亡した結界術師」

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第1章 登場人物紹介

第1章完結に伴い、登場人物紹介を投稿します。

「22.後日、お茶会にて」までの内容を含みますので、そこまでを読んだうえで本話をお読みになることをおすすめします。


―フェナリ・メイフェアス/花樹(フアシュ)


 本作の主人公であり、怪物を狩ることに長けている。

 前世では寂華の国において国最高の戦士であり、軟禁されながらも怪物を狩り続ける日々を送っていた。怪物を狩ることに特に長けているが、素の戦闘力が高く、人間相手でもある程度の戦いは出来る。しかし自分より体躯の大きな相手を想定した戦い方を主にするため、人間を屠るより怪物を屠るほうが得意。

 頭で何かを考えることが苦手で、頭脳戦や心理戦は相棒である雅羅に任せきりである。また、言葉の裏を読み取ったり、他人からの好意を受け取る、というのもあまり得意とはしておらず、世間でいう「鈍感系」。


<攻撃技>

 魂魄刀・花刀を主に用いて攻撃する。

 突きの「向日葵」、汎用性と広範囲の「朝顔」、必殺の「睡蓮」をはじめとして多くの剣技を習得しており、その場の状況に応じて使い分けている。

 妖術は魂魄刀の顕現以外にもあるが、それらは直接フェナリの魂を削るので雅羅から使用を制限されている。具体的には、花刀の八撃では確実に仕留めきれない相手にのみ用いるように言われている。



―アロン・ギルスト・インフェルト


 ギルスト王国の第二王子。

 フェナリにははっきりと好意を向けているが、ある一定以上に積極的な態度はとらない、と自分に枷をつけている。それも、婚約が保留、と言う状況が理由。

 剣術と魔術、それぞれ高水準の鍛錬を積んでいるが、成長途中であり、岩落鳥(フォーゲル)はまだ屠れないくらいだった。しかし、フェナリのお蔭で鎖を解かれ、複雑なことを考えすぎないようにすることで本来の力を出せるようになって今なら岩落鳥(フォーゲル)を屠ることも出来る。炎堕龍(バルガントライト)を単身で屠ることは出来ないが、その堅い首を落とすことが出来る。

 グラルド卿とは旧友であり悪友。城下の視察に出た時、アクシデントが起こってアロンと裏家業であったグラルド卿が対峙。その時にアロンがグラルド卿を引き抜いた。


<攻撃技>

 剣術と魔術は同程度に鍛錬しているが、本人のお気に入りは剣術。

 目に見えない力よりも目に見える力の方が信用できるから、と言う理由。

 若さのため、まだ騎士の新兵と並べるか、という程度の実力だが、『紫隊長』であるグラルド卿から鍛錬をつけてもらっていたこともあり、師には恵まれている。



―雅羅/


 寂華の国で恐れられていた大烏。普段は烏の姿で人里に溶け込んでいる。

 前世で軟禁されていた花樹(フアシュ)の最も近いところにいた。烏の姿で人里に溶け込み、少女に情報を与えていたのも雅羅である。雅羅と花樹(フアシュ)の出会いはかなり昔に遡るが、雅羅はあまりその当時のことを話そうとしない。

 転生した花樹(フアシュ)についてくる形で同じく転生を遂げ、現在はフェナリを情報面で支えながら昼間はどこかへと飛んで行っている。


<攻撃技>

 その戦闘スタイルは多くが謎に包まれている。

 現状は本来の力を失っている状況で、大烏としての黒翼を振るうことが主な攻撃手段である。

 本来の力を取り戻せばまだまだ多くの攻撃技を用いることが出来る。



―グラルド卿


 ギルストが誇る、国家最高戦力『紫隊長』が一人。

 アロンによって裏家業から引き抜かれ、現在は騎士団に籍を置いている。『紫隊長』と言う立場上、どうにか言葉遣いと態度は矯正したが、今でもアロンやフェナリ相手には昔と同じ言葉遣いを用いる。また、アロンはその言葉遣いで接される方が気に入っている。

 『紫隊長』と言う立場を与えられると同時に貴族の爵位と姓を貰い受けたが、正直縁が無さ過ぎて忘れかけている。多分、「ディ」とか「ピ」とか入っていた……はず。


<攻撃技>

 主には腰に下げた大剣を用いて戦うが、その具体的な戦闘スタイルは未だ謎のまま。

 『紫隊長』という称号を与えられるほどには強く、国家最高戦力の一人である。



―カーン・キルティ


 ギルスト王城に勤めていた結界術師。

 結界術師としては高い技量を持ち、ギルストの中でも五指に入る。しかし、その正体はホカリナから潜入していた諜報員であり、フェナリを狙った刺客であった。

 グラルド卿によって捕縛され、アロンが尋問した結果としてホカリナからフェナリが狙われている、と言う事実が判明する。その理由としては予言者が「フェナリがホカリナを滅ぼす」という予言をしたため。尋問を受けても予言者についてのみを語り、それ以外の情報を出そうとはしない。

 ホカリナの予言者に対して異常なほどの狂信者っぷりを見せる。


<攻撃技>

 結界術師であるカーンは主だった攻撃を行うことはない。

 しかし、結界術を用いた暗殺などは得意としており、潜伏スキルを買われてホカリナからの刺客として選出されている。



―「黒の男」/


 炎堕龍(バルガントライト)を導き入れた張本人であり、恐らく岩落鳥(フォーゲル)を王城へと導き入れたのもこの男である。

 カーン同様にホカリナからの刺客であると予想され、同時にフェナリの前世を知っている。未だ謎の多い人物であり、フェナリの攻撃を受け止めることが出来るなどの少ない情報しか得られていない。

 

<攻撃技>

 現状、その戦闘スタイルは謎のままである。

 フェナリの咄嗟の攻撃を受け止めることが出来るなど、高い戦闘力はうかがえるが、実際にどのような戦い方をするのか、具体的な得物や魔術、妖術は判明していない。



―番外「妖術とは」


 自分の命を天秤にかけるという代償を払うことで超然的な力を扱う術。

 寂華(じゃくか)の国では日常的なものとして扱われていたが、殆どの人間は適性がなく、大規模な妖術を用いるためにはそれだけ大勢の命を代償にしなければならなかった。

 花樹(フアシュ)は妖術に対する適性が高く、本来であれば一般的な適性を持つ人間が百人集まって顕現させられる魂魄刀・花刀を「他の生命を費やす」という条件の下で代償なしに顕現させられる。

 妖術に出来ることには殆ど制限なく、花樹(フアシュ)には適性が無かったが、予言を行う人間も少なからずいる。

 妖術の例としては、フェナリの扱う花刀を含む魂魄刀の顕現、予言や『三大華邪』の用いる大規模妖術などがあり、世界や個人の魂に直接干渉することもできる。ただし、強力な術にはそれだけ多くの代償が必要である。

お読みいただきありがとうございました!

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※※次回投稿について※※

 次回、第二章の投稿ですが、安定した投稿のために二週間程度の休載を予定しております。

 次回23話は12月11日水曜日の20時の予定です。

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