裏切りの夜-12
シウダー・フアレス郊外・管理本部。
プレイヤーの生き残りも減って、スタッフも大幅に減った監視フロアー。
現地監視員も徐々に撤退して必要人数が残ている状態だ。
「マリアとアリー、エンカウント入ります!!」
少しの仮眠を突然邪魔されたチャーリー。
すぐに飛び起き、
「配信準備はいいか!?」
と勢いよく確認に入る。
「例の5人組も動き出しました。
追跡始めます。」
新たな情報も入り、完全に目の覚めたチャーリー。
「シャロンとクローレの場所を注視しろ!!
全員がA、B、Cのエリアに入ったらエリア制限かけるぞ!!」
明確に、そして単的に支持を出すチャーリーだが、このエリア制限はリンが予見していたもので、天才対決はテロリストに軍配が上がった。
「配信始めます!!」
監視員の声でモニターにスペシャルショーダウンの表示がされ、掛け率が棒グラフのように映し出された。
圧倒的なマリアの支持率と思いきや、均衡したグラフの表示。
やはりニューヨークの死神は裏社会では有名である。
そしてbedが締められてバトル開始。
今大会初のバトルとなるアリーが予想通りライフルを連射して先手を取った。
だが、一気にマリアに詰められ、アッという間に決着がついた。
「さすがマリアだ。派手でいいバトルだった。」
と、ご満悦なチャーリー。
「5人組が三つに分かれました。
クインは単独で北へ。クローレとエンカウントが高いです。」
またもや面白い吉報。
「よし、やっと三強対決一戦目だな。
必ずエンカウントさせろ!!
万全な配信準備を頼むぞ!!」
そう激を飛ばすチャーリーの顔は悪魔のような笑みであった。




