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【休載中】イノセントワールド  作者: 泉水遊馬
Chapter 2
9/121

シウダー・フアレス-1

挿絵(By みてみん)

シウダー・フアレス。アメリカ国境に接しているメキシコ北部の都市。人口は約150万人。

面積は188 km2、スウェーデンの首都・ストックホルムとほぼ同じ。

バトルでの使用エリアはその内の七割程度。

治安が非常に悪く2050年現在、「戦争地帯を除くと世界で最も危険な都市」と悪評は高い。

挿絵(By みてみん)

ここが第10回バトルフィールドの開催地だ。


〇支給品

・装備品一式(事前に申告された物) 


・スマート端末(仕様後述)


・マイクロチップ(体内へと埋め込み 仕様後述)


・腕時計・ライト


・応急セット(ガーゼ、包帯、消毒などの簡易キット)

挿絵(By みてみん)

〇基本ルール

・制限時間は2050年7月28日0:00から7月29日0:00までの24時間

・フィールド(シウダー・フアレス)の外には出てはならない(ペナルティ後述)

・通信可能機器の持ち込みの禁止

・防弾性のある着衣の禁止(支給された装備品のみ着用)

・一般人への攻撃(ペナルティ後述)

治安が悪い地域故ちいきゆえに場合によっては正当防衛は許されるが、その判断は管理本部が行う。

・最後の1人になれば優勝者決定にて終了

・時間内に優勝者が決まらない場合、エキストラタイムになり、エリア内に複数のアンドロメダ戦闘員が入りバトルに参加。最後に生き残った参加者を優勝者とする。


〇フィールド説明

・フィールドはA~Iの9区画エリアに分割してそれを呼称とする

開始直後はエリア全域が戦闘可能のエリアだが、進行状況(残りの人数や時間)を管理本部が都度考慮判断つどこうりょはんだんし、稼働エリアが制限される。

当然、稼働から禁止に変わったエリアはフィールド外となる。

挿絵(By みてみん)

・フィールド内には30か所の『武器屋ショップ』が点在し、武器、弾薬などの補充を行える。また医療品などの調達も可能(応急処置程度の物)

(・武器屋ショップ内はセーフティーエリアとし攻撃はできない 

・滞在時間は5分以内とする)


スマート端末の役割

・運営、管理本部からの情報を受け取る

・時間制限のあるエリアにおいてアラームやタイマーなどで参加者をサポートする

・あくまでも管理本部と参加者間のコミュニケーションツールであり、参加者同士のコンタクトは不可。

・破損、紛失時には武器屋にて即再発行される。


〇後述補足

・バトル可能エリアより外に出てしまった場合

スマート端末からアラーム音が鳴り、カウンターが3分を示し、その時間内にエリア内に戻らなければならない。カウンターがゼロになった時点でエリア外にいた場合、逃走行為と判断しマイクロチップ内蔵の爆弾が発動する。

武器屋においても、入店からカウントが始まり5分を過ぎても店内に残った場合、マイクロチップが作動する。


・マイクロチップの仕様

長さ5ミリ幅2ミリのカプセル状。

胸元の心臓に近い位置に専用注入器で体内へ埋め込む。

・3つの機能

1・高精度GPS。

参加者本人が自身の存在位置を把握できる。

さらに参加者の位置情報を常に管理本部が把握している。

2・心拍数感知器。

生死の現状を管理本部が常に把握。故意に取り出し心拍数の急激な停止を感知した場合、即爆発。ゲームオーバー。脱走・逃走防止策でもある。

3・小型爆弾。

威力は小さいが、心臓付近で作動すれば即死するレベルを保有。重大なルール違反が発覚した場合、管理本部より遠隔で爆破操作が可能。

挿絵(By みてみん)

〇ペナルティー

・故意に一般人への攻撃などのルール違反を行った場合、参加者全員のスマート端末に位置情報を6時間開示される。

その時間内に、最低一人の参加者とバトルを行い勝たなければならない。

時間が過ぎても条件が満たされなかった場合はマイクロチップにて即ゲームオーバーとなる。

・その他、管理本部が重大だと判断したルール違反の場合は、管理本部責任者の判断でマイクロチップを作動させゲームオーバーとなる。


〇記念大会特別設定

・開始時と開始後3時間ごとに全員の位置情報が5分間端末に表示される。

(印のみで個人の特定はできない。)

・例年通りフィールド内に、アンドロメダ社の監視戦闘員が200名以上随所に配備され、ルールに記載されていない突発的な違反行為に対して管理本部の指示のもと注意や粛清などの措置を講じる。

・さらに現場調整官としてアンドロメダ社執行部より1名派遣され、強い権限のもと大会の潤滑な運営をフィールド内にて行う。

挿絵(By みてみん)

ギャンブル側のルール


1bed 1千万ドル


賭ける種類


1 Win

(ウィン)優勝者の予想

2 Quinella

(クィネラ)最終決戦の2人を予想

3 Exacta

(イグザクタ)最終決戦の勝者と敗者を予想

4 special showdown

(スペシャルショーダウン) 個々のバトルの勝者を予想


賭ける側は大会開始から3時間ごとに最低でも5betを賭けなければならない。

bed期間は大会開始から6時間前から26時間。最終bedは残りタイム2時間前。


〇Double guarantee

(二倍保証) アンドロメダのサービスとして最低でも2倍の保証が付けられていて、勝った取り分は必ず倍になるよう設定されている。

人気が集中しすぎると2倍を切って1.5倍や、最悪は0.8倍とマイナスになる可能性もある。

コレでは客は面白みもうま味もない。この措置としての2倍保証というサービス。


〇subjugate point

(サブジュゲイト・ポイント) 

winに加算される討伐ポイント。プレイヤーがバトルにて一人倒すごとに10%の付加がされる。

総取り制で、例えば20%を持ったプレイヤーを倒したらそのプレイヤーの持っている20%とその本人の10%を、引き継ぐことができる。

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