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【休載中】イノセントワールド  作者: 泉水遊馬
Chapter 8
81/121

汚れ無き世界-15

90°の角度で銃を構えるルビー。

その銃口の先にはジンとモニカが戦闘態勢で武器を構えており、膠着状態の体を成していた。

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

しかし、ニ対一の状況でありながら圧倒的にルビーがその場の支配者であることが、彼女の強さの証拠と見える。

視線はジンへ。

だがノールックのモニカへの圧力も凄まじい。

誰も動けないのではなく、ルビーが動かないかぎり二人はまばたきすら躊躇する心理状態へと追い込まれていた。

「どうしたの、お二人さん?

私はあえて時間をあげているのよ。」

普段のルビーは発さない低く、そして艶やかな声色。

ジンの背中にゾクリとした寒気が襲う。

たまらずモニカが一歩前に踏み込んだ瞬間、ルビーが一発撃ち放つ。

弾丸はモニカの肩を貫通。

その場に膝をついた。

挿絵(By みてみん)


ノールック状態のモニカが動いたのは通常の思考で言えば当然である。

むしろ動けるのがモニカしかいない。

だがモニカの初動がよりルビーの恐ろしさを植え付けることになる。

ノールック状態から明らかに狙って肩へ弾丸を貫通させたのだ。

ルビーの撃った弾丸に込めたメッセージ、『その気なら殺せた』という強い威嚇。

視線はジンを睨んだまま。

「いい?

死ぬ間際まで後悔させてあげるから。」

ルビーの冷たい言葉が、彼女の本来の姿を露にした。

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