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【休載中】イノセントワールド  作者: 泉水遊馬
Chapter 6
52/121

月下の約束-10

遡る事、一時間前。

DJを殺害して、G 地区エリアから東に移動していたボマーとジェシカだったが、F 地区エリアでシザーハンズを発見。

急いでG 地区エリアに逃げ帰って、シザーハンズの進路を予測してトラップを仕掛けた。

しかし、

「なんでアイツらが来んだよ!!」

と、ボマーがカスミとクインの姿を見て激昂する。

「でもシャロンはこっちじゃなくて北の方に行ったから結果的に良かっただろ?」

ジェシカがたしなめるが、

「それもそれで頭にくる!!

私とアンタとがん首そろえて、まんまとシャロンに見透かされてたって事だろ!?

バカにしやがって!!クソ女!!」

悪態が止まらないボマー。

「まあ、落ち着けって。

さすが世界一治安が悪い街だ。

防犯グッズがたくさん売ってて、いいトラップができた。

あとはお前の細工した爆弾と連携してくれれば、あの二人は塵屑ちりくずと化す。

ここから高見の見物としようぜ。

ちょっとドキドキするよな?」

逆にジェシカは気持ちが高揚している。

挿絵(By みてみん)

一方、ルビーとリンも必死にそれを探していた。

「リン、どう?」

ルビーが急かすように聞く。

それには答えず、カメラの視点を切り替えながらリンが集中していた。

「リン、よく考えるのです。

貴女ならこの状況でどんな罠を仕掛ける?

天才革命家の貴女なら…?」

近くに見える監視カメラから二人の姿を隠すかのような立ち位置でアナが鼓舞する。

ルビーが目を細めてスマホから視線を外さず口を開く。

「ルビーの言う通り遠隔で起爆はない。

地雷もない。一般人が踏んだらペナルティーになる。

さっきこの二人が変な動きをしてたの。

東に向かって進んでいたら急に引き返した。

シザーと遭遇しそうになったから。

そしてここにトラップを仕掛けた。

シザー用にね。

だけどカスミとクインが来ちゃった。

ま、そんな感じね。

もし私だったら…センサーを使う。

電池式なら電源はいらない。

そして感知したら起爆する…。

急にこしらえた罠…恐らく手りゅう弾。

でも手りゅう弾はピンを抜かなきゃいけない。

どうやって?

…………!?

そういうことか…!!

でもどこに隠した…。

そうか…電線か!!」

リンのつぶやきについていけないルビーとアナ。

ルビーがリンに問おうとしたときアナが止める。

集中を途切れさせてはいけない。


「どこ…?

どこにある!!

太くて配線がこんがらがってる電柱…。

あーーーった!!」

リンが目的の景色を見つけた瞬間、カスミとクインが再び戦いを開始してしまった。

挿絵(By みてみん)


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