↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
6/8

六、

「か、カオス姉さん・・・・・・」

「わかりましたね!!!!!」

カオスの言葉は強かった。

だが、涙のあふれるそのは、確かにアリアを見据えていた。

「わかりました。思う存分、楽しさと幸せを、感じてきます」

「それで・・・いいのですよ・・・」


物陰に身を潜めている黒いローブをまとった青年。

ロッド・クレイアは、身動きが出来なかった。

はじめて見るカオスの涙に、動揺しているのだ。

『カオス様・・・レマード様が人の子になられるのが、悲しいのですね』

だがロッドには、カオスの気持ちが痛いくらいにわかる。

彼は数年前に、弟を死神にしてしまった経験がある。

同じ地位ばしょにいた大事な肉親が、まったく違うばしょへと、姿を消すのを彼は見た。

彼の足元に、神風しんぷうがあたる。

そしてロッドは、ゆっくりとその部屋をでた。

瞳には、懐かしい日々を思い出して浮かべた涙を光らせて。


「それではこれから、死神‘アリア・レマード’を‘人’にします。ガイア!タルタロス!エロス!エレボス!ニュクス!手伝いなさい!」

部屋に、カオスの声が響く。

「へいへい、分かりやしたよ」

「了解した」

「オッケー!いつでもどーぞー」

「んあ?・・・了解」

「はいよ〜、何すればいいのかしら?」

すると、部屋の四方八方から‘神たち’が出てくる。

上からガイアが、右上からはタルタロス、右からエロス、左からエレボス、そして左上からニュクスが出てきた。

これから、アリアを人にするための‘儀式’が始まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。