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Nと出会って  作者: ちるは
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始まりの朝

―…やっと会えたね…!!



………………



Nと出会ったのは中学のときだった…



そう、あれは入学式の日。私は成績そんなにいい方じゃなかったから、普通の地元の中学に行くことにした。

私、結構田舎の方に住んでるんだ。

だから、中学も小学校のときの友達も多くて、友達できなくて不安って思うことはなかったの。

もちろん今までとは違って、中学生になるって思うとわくわくしてたんだ!


入学式も誰と一緒のクラスになるのかって考えると楽しみで仕方なかったの。


朝起きるのもだいぶ早く起きちゃってた、


大丈夫、寝不足じゃないよ♪



2度寝もできなさそうだし、部屋からでた。

「お母さん、おはよう♪」

「あら、もう起きたの?おはよう。じゃあ、ごはんあげてきてくれる?さっきから早く食べたくてうずうずしてるのよ」

「はーい」

私は庭にでた。

「おいで!!」

「わん!!」

私、小さいころから犬のマロンと仲良しなの。

マロンも呼んだら来てくれるし、なついてくれてるんだと思う。

「ガリガリ…くぅん~♪」

「そんなにおなかすいてたの?かわいいなぁ~!!いっぱい食べな、」

まだ旅したことはないの。いつかはこの子と旅してみたいなぁ!!


「ねぇ、マロン?今日は始まりの日なんだ!!だれと友達になれるかな?」

マロンは真剣に朝ごはんを食べてる。

「…マロンとも仲良くしてくれる子がいいね♪」

マロンが食べ終わってから、時間になるまでボールで遊んでいた。


「ゆいー!!そろそろごはん食べないと遅刻するわよー」

「えっ!?もうそんな時間?もっと早く言ってよ~!!…ごめんね、マロン。帰ってきたらまた遊ぼうね!!」

「わんっ!!」マロンは尻尾を振ってくれた。



「おかーさん、髪の毛おかしくない!?」

「大丈夫!!ほら、いってらっしゃい!」

「いってきまぁす!!」

私は家をでたの。

…これからのことなんて予想できなかった。

みんな動物が大好きな人ばかりで、一緒に楽しく暮らしてると思ってた。

けど、実際は違った。

あの子と出会ってから、

Nと出会ってから、私の知ってる世界はすごく狭かったことに気づかされたんだ。

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