表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/195

中森ウララ

中森ウララとは何者か?


簡単にいえば彼女は宇宙人である。宇宙人の生まれ変わりである。


この地球が属する天の川銀河とは別の銀河から、はるばるやってきた存在である。ご苦労なこった。


理由は面白そうだから。そんな理由で転生してくるなと言いたいが、グッと我慢することにする。


「ホヤなどよく知っていたな」

「東北にいた頃によく食べとったんよ」


「えーっ、ウララ、東北にいたの?」

と、やけに驚くミツキである。

「なんかおかしいん?」

「だって、東北訛り全然ないんだもん」

「ああ、それ前世のときや」


ウララは既に何度も地球に生まれ変わっている。よって元が宇宙人の割には地球の暮らしに慣れている。


「ウララは方言、変わってるよね」

とミツキ。


「関西にでもいたのか?」

「これも前世やけん」

「では、広島かどこか?」

「前世やな。地球は前世の影響力が強いんよ」

「忘れろ、前世など」


「元いた宇宙はどんな方言なの?」

と聞くミツキ。

「忘れてもうたわ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ